Finding Bold Colors of Life 阿部好世のNY日記 #01 美術館とインテリア。

「フィガロジャポン」でもおなじみ、プティローブノアーのデザイナー阿部好世が、創作活動のためにニューヨークへ。1カ月にわたる滞在で出合ったものや風景、感じたことを写真と文章で綴ります。1回目は、大好きな美術館巡りへ。そしてブルックリンのインテリアショップにて素敵な繋がりが生まれます。

1st week

ずいぶん昔に住んでいたニューヨークが恋しくなってしまい、生活の拠点である東京から少し離れて、ニューヨーク滞在を生活に取り入れてみることにしました。東京で身につけた生活リズムを変えながら、好奇心旺盛に街を歩き、気になったものに触れ、美術館へ行く。いくつかの決め事を心の中で守りながら、フレキシブルで新たなチャレンジのスタートです。

ホイットニー美術館の３階にひっそりルイーズ・ネヴェルソン（Louise Nevelson）のドローイング＆プリントの展示。思わずうれしくて興奮。

時間をかけて何度も繰り返し作品を見ること。よい作品はどうしてこんなに人の心を動かすのだろう、作り手の意図はどんなバックグラウンドから生まれるんだろう。いつも感じていることだけど、制作に必要なエネルギーを得るためにゆっくり時間を持ちたくて、まずはホイットニー美術館（Whitey Museum of American Art） からスタートすることに。

MoMA Collection の一角、アグネス・マーティンの小部屋より。

公共の図書館にも通っています。MoMAは図書館の向かいにあったのでサッと朝一で入館。MoMAコレクションのアグネス・マーティン（Agnes Martin）の部屋では、petite robe noireの2014春夏コレクションを思い出しました。彼女からインスピレーションを得たものづくりをしたので、彼女の晩年の生活を追ってアメリカ・ニューメキシコ州のタオス（Taos）まで撮影に行ったことがあったのです。

Knotwork LA のカラフルなお皿。滞在中はYOSHIYOのジュエリー置きとして大活躍中。

Mociun Homeはブルックリンにあるジュエリーと陶芸品のショップでした。とてもセンスがよくて、素敵なものがたくさんありそうな予感がしたので「ぜひ早く行ってみたい」と思うが吉日。その日のうちに。滞在の毎日に彩りを と、毎日使いたいカップとお皿をお嫁にいただいてきました。

ジャパニーズアメリカンのアーティストRisa NIshimoriのカップ。

Mociumでたまたま惹かれて購入したコーヒーカップから、作家のRisa Nishimoriさんを知り、その方が“Togei Kyoshitu”というクラスを持っていらっしゃるとのこと。さっそくコンタクトを取り、来週より陶芸クラスがスタート。こんなスピーディな展開がニューヨーク滞在のうれしいところでもあります。

来週の陶芸教室はどんな発展があるのかな？ 何が新たにスタートするのかな？
とても楽しみです。

待望の『petite robe noire展』が開催！

2018年秋冬コレクションに加え、人気商品から普段店頭で見られないアイテムまで、バリエーション豊富に揃います。￥40,000以上をお買い上げの先着20名様には、オリジナルスカーフをプレゼント。

『petite robe noire展』
期間：開催中～2018年10月1日（月）
会場：MOGGIE CO－OP銀座店
東京都中央区銀座5-2-1 TOKYU PLAZA 3FHINKA RINKA 1St
Tel. 03-6264-5664
営）11:00〜21:00
https://www.moggiecoop.com/find-a-store/moggie-co-op-ginza

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