まだ見ぬ台湾。 台湾の温泉を堪能しに、星のやグーグァンへ。

Travel 2019.10.23

6月、台中郊外の温泉郷に話題の宿「星のやグーグァン」がオープン。客室の内湯で源泉かけ流しを存分に楽しめるのが魅力だ。街の喧噪を離れ、光と緑と風と水に囲まれた空間で、自分をリセットするひとときを愉しもう。

台中

-Taizhong-

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日暮れ時、プールから見た客室棟の景色。ゲストに寄り添うようにと設計された建物内外の明かりが優しく灯る。

台中の中心街から車で1時間半。雪山山脈を河川が浸食してできた温泉郷が谷グー關グァンだ。ここに開業する「星のやグーグァン」は、源泉かけ流しの湯を満喫できる滞在型のリゾートホテル。

敷地内には水路が張り巡らされたウォーターガーデンが広がり、散策するうちに温水プールが目の前に。周囲にはソファを備えたガゼボが点在。風に吹かれ、光を浴びつつ、緑を愛でながら思い思いのスタイルで寛げる。

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2名用、75㎡の客室「水明」。メゾネットタイプで、内湯は階上にある。

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4名用、112㎡の「山霞」はメゾネットではないタイプ。ダブルベッドを備えた寝室がふたつある。

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ウォーターガーデンに配置されたガゼボ。場所や時間帯により、雰囲気ががらりと変わるのも楽しい。

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大浴場では、大きな窓越しに開放感あふれる露天風呂が望める。谷關温泉は、透明度の高い弱アルカリ性炭酸泉。いわゆる「美肌の湯」とされている。客室内の半露天風呂も見逃せない。ほとんどの客室がメゾネットで、水回りとリビングスペースを完全に分けている。しかも源泉かけ流しだ。

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大浴場。檜の縁取りの浴槽に湯が満ちる。大きくとった窓からは露天風呂が見渡せる。

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2名用、105㎡の客室「月見」の階下にある内湯。脇には涼めるベンチとソファも完備。

心尽くしの会席料理や、スパでのトリートメントも楽しみのひとつ。とかく駆け足になりがちな台湾旅行だが、谷關で憩いの時を過ごすことが、新しいスタイルとなりそうだ。

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ダイニングで供するのは、会席スタイルを軸にしたコース料理がメイン。初夏のコースより「宝楽盛り」。

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トリートメントルームの障子越しに光が差し込み、繭の中にいるような優しい光に包まれるスパ。© 星野リゾート

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虹諾雅谷關(ホンシーヌオヤー夕 グーグァン)
HOSHINOYA Guguan

 

台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16號
tel:0570-073-066(9時~20時) 
全50室 全室半露天風呂付き
「水明」18,000元~、「月見」22,680元~、「山霞」22,680元~ 朝食1,050元(すべて税・サ別) カード:A、M、J、V 
https://hoshinoya.com/guguan
アクセス:高鉄台中駅から車で約1時間30分。桃園国際空港、松山空港、高鉄台中駅から有料の送迎あり

●1台湾元*=約3円(2019年6月現在) *以下、略称「元」で表記。

●日本から電話をかける場合、台湾の国番号886の後、市外局番の0を取ってダイヤル。台湾内では掲載表記どおりにダイヤルしてください。
●地図内の「站」は鉄道の駅を意味します。
●クレジットカードは略記。Ⓐ=AMEX、Ⓓ=DINERS、Ⓙ=JCB、Ⓜ=MASTER、Ⓥ=VISA
●掲載店の営業時間、定休日、商品や料理の価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。特に台湾の祝日や年末年始、2月の旧正月には、営業時間、定休日が変更になる可能性があります。ご了承ください。

※『フィガロジャポン』2019年8月号より抜粋

photos : GO TAKAYAMA

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