インスタグラマーDの宿泊ルポ、シークエンス ミヤシタパーク。

渋谷のランドマークとして新たに誕生したミヤシタパーク内のホテルに、グローバル インスタグラマーのDくんが宿泊。度々自身のイベントを開催し、休日も渋谷で過ごすことが多いという彼が、滞在を通して見えたこと、感じたこと。

全客室のガラス窓には“Hi, TOKYO!”の文字がプリントされており、この文字を画角に入れて撮影するだけで、簡単に映える写真が撮影可能！

新型コロナウイルスのこともありまして、僕は2020年の7月、東京から埼玉に引っ越しました。だから、東京出張の際はホテルを利用させていただくんですけど、ただ睡眠を取るだけという利用。インスタグラマーだからか、よくキラキラしたイメージを持たれがちなんですけどね。

つい先日、たまたま渋谷のあるホテルに宿泊してみたんです。が、正直に言っちゃうと不満足……。渋谷だからなのか、通行する車の音が部屋まで聞こえてきて嫌な目覚めだったんですね。次からは、渋谷に泊まるくらいなら、気合い入れて帰宅しようと思ったほど。なので、渋谷の街にも、つい最近できて興味があったシークエンス ミヤシタパークにも、申し訳ないですが期待はしてなかったんです。チェックインしようとしたら、混雑していたのでガッカリもしましたし。でも顔認証のセルフチェックインという機能を使うと、従来のチェックインより時短できたのです。ちなみに、従来のチェックインは平気で10分くらいかかることもあるんですが、今回は顔認証で1分くらいで済んだんです。混んでいたのは、人気なホテルゆえなのだろうと思いました。顔認証のセルフチェックインをいち早く経験できて満足。
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宮下公園からシームレスに繋がる4階がエントランス。6～17階に全240室を備える。

事前に顔情報を登録すれば、顔認証だけでセルフチェックインが可能に。

そして1711号室に入って待っていてくれたのは、ミヤシタパークを中心とした渋谷の街を一望できる景色。渋谷って自然とか街が綺麗な印象がまったくなかったのですが、一転、部屋の窓から見た渋谷を歩いてみたくなりました。記念に数枚写真を撮った後、部屋を後に。
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過去を脱ぎ捨てて平凡さが無くなったね

ホテルを出ると、ミヤシタパークを歩いている人、渋谷区立宮下公園内のベンチでスタバのドリンクを飲んでいる人たちの多くの服装が可愛いんです。僕が4年前に渋谷で仕事をしていた頃は、お洒落な方を見かける機会が少なかったので、ここ数年でアップグレードされた渋谷の街を直に見ることができて、かなり勉強になりました。それは渋谷パルコ前やその辺りも年齢問わずお洒落な人が多いなと。具体的に、まず髪型、そしてネイルです。女性に限った話ではなく、男性もネイルやメイクをしている方を見かけました。そしてそれがファッションとセットになっていて、その人の等身大がお洒落なわけですよ。

メゾンブランドと個性的なショップが同じ屋根の下にあるのも、ミヤシタパークの魅力のひとつ。

あと忘れてはいけないのがマスクです。そういう人は、マスクも素敵。昨年までのマスクは、予防目的が多かったのに、あっという間にファッションマスクのバリエーションも増えたんですね。そういう観察をしながらのミヤシタパーク内のウィンドウショッピングでした。

FIVEISM×THREEというお店には、さっき見かけたネイルをしている男性が好みそうなネイルやファンデーションといったメンズコスメが並んでいたり。そしてThe Editorialというお店では、366通りの香水が揃っているBIRTHDAYFRAGRANCEを見つけたので、彼女へのプレゼントを購入（多分この記事を読まれると誕生日前にバレてしまうが……まあいいかと思いながら）。

The Editorialにて彼女へのプレゼントを購入。

また、廃棄されたものを什器として再生しているショップも体験。有名店だけでなく、特別性やサステイナブルなサービスを提供しているミヤシタパークの在り方はいまっぽいんです。お腹が空いてきたなと思ったら、ホテル5階のドンシー レストランアンド サカバで食事もとれるし（東西のシルクロードのあいだという気になるコンセプトメニューがずらりと）、夜もゆっくりできました。部屋の灯りが少ない落ち着いた空間だったので、遊び疲れた人がゆっくりできるなと。そういう街と人の行動を予測したサービスに感謝する人って多そうだなと感じます。

館内のレストランは、産地や鮮度にこだわった野菜が自慢。夜遅くに戻ってもぐっすり眠れるようにと、朝食は12時、チェックアウトは14時までという時間設定。
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朝起きた時は車の騒音もなく、だから敏感な僕でもぐっすり眠れたんですけど、昨日見たことを朝日を眺めながら思い出したりして。朝から気持ちよかった〜。朝は朝で見えるものも違って、人と山手線の次にゴミ収集車を多くみかけました。昨日、気持ちいい渋谷を体験できたのは、街の清潔さを保って下さる方々と、いつもと“まったく違う”視点で渋谷の街を旅するきっかけをくれたシークエンス ミヤシタパークのおかげでした。

宿泊したのは、宮下公園ビューを満喫できるKINGルーム。

解放感あふれる日中の眺めから一転、眼下には夜の渋谷の顔が。遅い時間でも公園で寛ぐ人がチラホラ。

シークエンス ミヤシタパーク
sequence MIYASHITA PARK
東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North
tel：03-5468-6131
全240室　バスタブ付き27室、シャワーのみ213室
ダブル ¥12,900～、キング¥32,000～、スイート
￥102,700～（すべて1室2名、素泊まり）

2020年11月25日には、JR水道橋駅西口すぐにシークエンス スイドウバシがオープンした。
www.sequencehotels.com

●ホテルの宿泊料金、滞在プランは、客室タイプ、時季、サービス内容で異なるため、予約時にホテルにご確認下さい。
●ホテルによって、別途サービス料や宿泊税、入湯税などがかかる場合があります。
●掲載している商品や料理、スパメニュー等の価格は、標準税率10％もしくは軽減税率8％の消費税を含んだ価格です。取材時から変更になる可能性があります。
●掲載店の営業時間、定休日などは、取材時から変更になる可能性があります。最新情報は各施設に問い合わせ、もしくはHPを参照下さい。
●撮影はコロナ対策に十分配慮し、換気に注意のうえ少人数で短時間で行っています。
●マスク等を外して撮影している場合がありますが、通常ホテルのスタッフはマスクやフェイスシールドなどを着用のうえ、感染対策を行っています。

＊『フィガロジャポン』2021年2月号より抜粋