限定パンを狙って開店直後に訪れたい、ソウルのベーカリー。

フレンチベースのシェフが手がけるベーカリーは、3種類の食パンだけでなく季節に合わせて販売される限定パンが大人気。

シクブグァン｜식부관

食パンは、プレーン「Plain」（7,000ウォン）、ハチミツとヨーグルトを加えて作られたナチュラル「Natural」（12,000ウォン）、卵、バター、牛乳と小麦粉の香ばしい風味が特徴のリッチ「Rich」（9,000ウォン）の3種類。

シェフはフレンチベースの多国籍料理レストランも営む。そこで出していた自家製パンがおいしいと評判になり、2017年9月にこの店がオープンした。6カ月かけて育てた酵母を使用した食パンがメインアイテムだが、季節によって気まぐれに販売されるパンが常連たちに人気。取材時は、こんがりと焼き目のついたフレンチトースト。水を使わずイーストのみ、フランス産の発酵バターを使用した上品な甘さがたまらない。11時のオープンが、限定パンの狙い目だ。

フレンチトースト（3,000ウォン）は、不定期で販売。

ヘルシーなオーガニックミルク「상하목장 유기농 우유」1,200ウォン

「ほとんどもうけがない」と話す、オーナーシェフのキム・デチョン。ヨーロッパや日本からも高級原料を仕入れ、手間をかけて作られている。

※『フィガロジャポン』2018年2月号より抜粋