人気格闘家による、キックボクササイズで「-3cm」計画。 基本のパンチで二の腕の引き締め
Beauty 2016.07.05
レクチャー担当は複数の人気キックボクシング団体の統一チャンピオンとして活躍している雷電 HIROAKさん。
「二の腕の引き締めには、ジャブやストレートといった基本的のパンチが効果的です」
ジャブとは構えた状態から、前の手で出すパンチのこと。ストレートは逆の手のパンチ。
「全身を使い、腕をなるべく長く伸ばすことが大切です。ビギナーの女性がやりがちな"手打ち" と呼ばれる腕だけを使ったパンチは、効果が出ないので注意してください」
それではお手本の動画をチェック。
基本姿勢(ファイティングポーズ)からの「ジャブ」、「ストレート」、ジャブとストレートを順番に出す「ワンツー」を繰り返してもらいましょう。
<ジャブ>
・基本姿勢を構えてから、前足を半歩前に出す。
・②と同時に左拳をまっすぐ前に突き出し、腕が伸びきったところで軽く握る。
・元の構えに戻る。
<ストレート>
・基本姿勢を構えてから前足を半歩前に出し、着地した後で右拳をまっすぐ前に突き出す。
・②と同時に後ろ足の踵が浮くまで腰をひねる。
・元の構えに戻る。
<ワンツー>
・左手でジャブを出す。
・左手を基本姿勢の位置に戻すと同時に、右手でストレートを出す。
・元の構えに戻る。
※動画は右利きの場合。左利きの場合は左右逆にします。
3つの動きをまずは1日1分ずつ、計3分続けましょう。
セルフチェックのポイントはこちら!
左:ジャブは上半身をひねり肩の付け根から腕をまっすぐ伸ばすように。 右:ジャブもストレートも、拳を内側に回転させ腕全体を内側に絞り込むように伸ばしきる
左:ジャブの時、前足はパンチと同時に同じ方向へ踏み出す。 右:ストレートでは後ろ脚のかかとが浮くまで腰をひねるが、前のめりにはならず体の重心は常に中央に
「力むと手打ちになってしまいますから、腕に力を入れ過ぎないことも大切です。体をひねることや足の踏み込み、かかとの返しを意識しながら丁寧に行いましょう。基本姿勢に戻ることも忘れずに」
おまけで「肘打ち」というテクニックも見せてもらいました。脂肪で腕の付け根がはっきりしないような太めの二の腕に効果テキメンなんだそう。
キックボクササイズ経験者にもやや難しいテクニックなので、マスターしたい時は雷電さんのパーソナルトレーニングにぜひどうぞ。
日常生活でも
・筋トレを追加するならワキをしめた状態で行う「膝つき腕立てふせ」が手軽で効果的。
・コンビニご飯に頼る時でも低カロリー&高たんぱくなサラダチキンを選ぶなど、食事の内容を意識するなど体の中側と外側、両方からの小さなアプローチを心がけることで、結果までのスピードも上がるし、何よりモチベーションの維持ができるそう。
エクササイズも生活もポイントをおさえ、今年こそ細く締まった二の腕を手に入れましょう!
雷電 HIROAKI(らいでん ひろあき)さん
180cmの高身長と甘いマスクが試合会場でもひと際目立つ美形ファイター。2014年に第3代INNOVATIONライト級チャンピオン、2016年3月には「REBELS」「WPMF」という国内人気2団体の統一チャンピオンとなった。所属ジムでは曜日限定でパーソナルトレーニングを担当中。料金、試合情報などの詳細はスクランブル渋谷(http://www.shibukichi.com/contents/shibuya/)のサイトをチェックして。

取材・文/惣流 マリコ(そうりゅう まりこ)さん
エステ・スパの専門家でありながらキックボクササイズにハマって以来、都内各所で教え上手なイケメントレーナーを開拓する日々。「強い男こそがイイカラダの女を作る」を信条に本特集を担当。生活情報サイト「オールアバウト」でエステ・スパ情報(http://allabout.co.jp/gm/gt/530/)も発信中。
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