マーサ・ハント、自らも戦った脊椎側彎症の啓発運動に注力。
Beauty 2017.02.07
ヴィクトリアズ・シークレットの"エンジェルズ"のひとりとしても知られる米人気モデルのマーサ・ハントは、2007年のパリコレクションで注目されて以来、バルマンやイッセイ ミヤケなどのショーで200回近くランウェイを飾っている。
そんなマーサは、高校時代に脊椎側彎症(せきついそくわんしょう)で苦しんだ時期があった。その経験から、脊柱が湾曲するこの病気を世間に広く啓発する活動にマーサは力を入れている。
「脊椎固定手術を行う前の私の身体は、いまと違ってかなり歪んでいたの。かつての私のように脊椎側彎症で苦しんでいる若い人たちに、この病気がどういうものか啓発し、彼らに自信を与えるプロジェクトに私はいま取り組んでいるの」と、マーサはフード&ライフスタイルウェブサイト『The New Potato』に対して語り、脊椎側彎症の治療法向上のための研究費はまだまだ足りていないとも付け加えた。
「私が脊椎側彎症と診断された13年前と比べて、治療法はどんどん良くなっているけれど、もっともっと改良を重ねて欲しい。もっと楽でもっと安全で確実な脊椎側彎症の治療法が確立されることを願っているわ」
背中、膝、かかとに負担がかかるため、マーサはランニングなど激しいワークアウトをすることができない。その代わりにマーサは、ウェイトトレーニング、ストレングストレーニング&コンディショニング、スクワットなどを丁寧に行うことに力を入れている。
「私は"超越瞑想"もするの。これは、頭がおかしくなりそうなことが人生で起こったときに心を落ち着かせるのにもいいわ。ヨガを定期的に行うことで、身体の調子を整えて癒すことができるの」と、マーサ。
モデルとしての大きな仕事が近づくと、マーサはスムージー、寿司、オムレツなどでタンパク質を中心に摂る食事を心掛けるという。しかし、そうでないオフの時期には、思い切り食べたいものを楽しむのだとか。
「ピザで有名な都市に自分は住んでいるし、ときどきはドミノピザを"ペパロニ載せソース増量"で注文して食べるのよ。Cheetosのオーブンベイクド・チーズスナックとTalentiの塩キャラメルジェラートも大好物! 自分の心が安らぐ食べ物が私にはとても大切なの」
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