夏に役立つ、デリケートゾーンのケアと正しい知識。 ピルって何歳から何歳まで飲めるの?

Beauty 2018.07.23

日本ではまだ認知度の低い、低用量ピルによる月経コントロール。じつは女性の身体にとってはメリットがたくさんあるんです。産婦人科医のよしの女性診療所院長・吉野一枝先生が、ピルの上手な使い方について教えてくれました。

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早ければ早いほど、卵巣への負担が軽減。

「低用量ピルは初経から閉経まで飲めます。『毎月の生理はデトックス、生理は自然にまかせたほうがいい』というのは、大きな誤解」(吉野先生)

そもそも月経は、妊娠のために厚くなった子宮内膜と受精に使われなかった卵子が血液と一緒に体から排出されているだけのこと。昔の女性は初経を迎えてすぐに妊娠し、何人もの子どもを生んでいたので、生理そのものが圧倒的に少なかったが、出生率が下がったいまは、20年以上、排卵と月経を無駄に繰り返し卵巣に余計な負担をかけていることに。

「初潮が早かった人は女性ホルモンが活発なので、閉経も遅い傾向があります。ピルを早くから飲んでいれば、将来的に生みたくなったときに妊娠しやすい身体に。卵子凍結や不妊治療よりもずっと安上がりで、身体にも負担の少ない少子化対策なのです」(吉野先生)

吉野一枝先生
よしの女性診療所院長。産婦人科医。臨床心理士。婦人科系疾患はもちろん、心や体の悩みなど女性の人生にやさしく頼もしく寄り添うドクター。生理、妊娠、ホルモンバランスやピルの処方も気軽に相談できる。
著書に『40歳からの女性のからだと気持ちの不安をなくす本』(永岡書店刊)など。
www.drkazue.jp

 

photo:©caiaimage/amanaimages, texte:ERI KATAOKA

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