Be UnFramed / FLOWFUSHI 内なる本質と可能性を信じて、坂東龍汰が進む道。

Beauty 2018.12.25

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ルールや常識というフレームを飛び越えたアイテムを提案してきたビューティブランドのFLOWFUSHI(フローフシ)が、2018年末でブランドに終止符を打つ。今後は舞台を世界に移し、ブランド名も一新、次のステージで挑戦を始めることを発表した。

そんなFLOWFUSHIの「UnFlame」な精神を体現する9名にフォーカス。今回は、2017年にデビューし、映画やドラマ、CMで独特の空気感を放つ新進気鋭の若手俳優、坂東龍汰さんの“アンフレーム”を探る。

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坂東龍汰
1997年、ニューヨーク生まれ。3歳から北海道で育つ。2017年にCMでデビューし、ドラマ、映画、舞台、PVと活躍の場を広げる若手演技派俳優。バイオリン演奏や社交ダンス、クレイアニメーション制作など多彩な特技を持つ。出演映画『十二人の死にたい子どもたち』が
19年1月25日に公開

シュタイナー教育に培われた、のびやかな創造力。

笑顔の爽やかな坂東龍汰さんは、筋金入りのアンフレームとも言える人だ。

父の仕事の関係でニューヨークで生まれ、3歳で北海道に。そこから18歳までシュタイナー教育を受けたことが僕の人格形成に大きく影響しています。いや、学校だけじゃなく、そもそも父も破天荒で、何が普通なのかわからないような環境で育ちました。

 

思想家のルドルフ・シュタイナーが提唱したドイツ生まれのシュタイナー教育は、カリキュラムや授業内容も、一般の学校のシステムとは大きく異なる。

テレビもゲームも携帯も禁止。教科書やテストはなく、順位や点数で評価されることもありません。勉強を頑張る子もいれば、芸術的な分野に集中する子も。無理に学ばせることはなく、その子の潜在的に好きなこと、興味のあることを追求できる。うちは親も徹底していたので、家でもシュタイナー思想が浸透していて、中学に入るまで、それが世間の人と違うことも知らなかったんです。

 

そんな坂東さんが役者を志したのは、高校3年生の時。

シュタイナーのカリキュラムに「演劇」があって小学生の頃からお芝居はやっていたのですが、高校の卒業演劇でセリフの多い主役を演じることに。めちゃくちゃ大変だったけど、本番でお客さんの反応を感じたら、これまでにないほどエモーショナルでゾクゾクして、自分が誰かに影響を与えられるってすごい!コレしかない!と。

 

両親は背中を押してくれたものの、自活することを求められ、高校卒業の2週間後に家を出た。

まずはお金を貯めなくちゃと、住み込みで働ける旅館を探してバイトをしました。そして1年で貯めた100万円を持っていざ東京へ出てきたら、人が多い、街がグレー、空気感が冷たい、自然がない……。ここで生活できるだろうか、北海道に帰りたい、とカルチャーショックの連続でした。

 

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タイミングと出会いを大切に、未来を見据えて。

シュタイナー教育を通じて交流のあった村上虹郎さんに相談し、彼がすすめてくれた現在の事務所に自らコンタクトを取ったことで、役者としての運命が動き出した。

いまは仕事を通じて、生まれたてのように世間の常識を知る毎日です。いちばん注意されるのは、相手との距離感。小学校から高校までクラスメートが9人しかいなかった影響もあり、人と接する時に壁がなさすぎるみたいで。全人類大好き!という気持ちがあふれ出ちゃう。それが迷惑な人もいるんだな、と知りました(笑)。

 

東京での生活も1年半を過ぎ、少しずつ周りを見る余裕もできてきた。いま、世の中に対して思うことは?

日本の風潮なのか時代なのか、基準となるものが自分よりも他人という気がします。人からどう見えるか、周りの空気を読みすぎて、本当にやりたいことをやっていないような。でも、もっと自分の内なる感覚を信じて、素敵だな、と感じたことにまっすぐ向き合っていいと思うんです。僕はいま、出会う人たちに多くの影響を受けていますが、シュタイナーで育てられた精神的な核の部分は変わっていないし、仕事や環境が変わってもそこは大事にしたい。

 

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目標は、10年後までにカンヌ国際映画祭に役者として出席すること。

常にやりたいことをイメージして創造する力を養いたい。でも途中で目標が変わることはあるし、その時は、次に向かって全力投球します。自分の可能性を信じて、ここぞというタイミングを逃さずに動けたらいいですね。

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坂東龍汰のアンフレームなメッセージ。

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次のステップに可能性を感じ、イメージができているFLOWFUSHI。お金や成功じゃなく、もっと幸せな人が増える未来が見えたら、きっと僕もチャレンジすると思う。

 

FLOWFUSHI
0120-963-277(フリーコール)
flowfushi.com

 

半袖シャツ ¥32,000、下に着たシャツ¥32,000、スラックス(参考商品)/以上ポール・スミス(ポール・スミス リミテッド) エスパドリーユ ¥14,800/ドン ぺぺ(スタジオ ファブワーク) ソックス(スタイリスト私物)

●問い合わせ先:
ポール・スミス リミテッド(ポール・スミス)
tel:03-3478-5600
スタジオ ファブワーク(ドン ペペ)
tel:03-6438-9575

 

Be UnFramed
しなやかに美しい人の、いまを生きるメッセージ。

photos:TAK SUGITA (Y’s C), stylisme:HIDEYUKI KANEMITSU, coiffure et maquillage:RYOKI SHIMONAGATA, texte:ERI KATAOKA

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