ボーテスターが案内、色気をつくるヘアサロン選び。

ファッションがシックでエレガントな方向へとシフトチェンジするこの秋、ビューティはどんなイメージに向かうべき？　その回答のひとつが「新時代の色気」。本誌11月号では、フィガロの美のアンバサダーであるボーテスターたちと一緒に、さまざまな角度から、時代にフィットした色気のつくり方を紹介しています。

色気に大きな影響を与えるのが、ヘアスタイル。思いどおりのスタイルが叶うサロンが見つからない！と悩んでいる人のために、ボーテスターたちが信頼するサロン＆スタイリストを案内。この秋、新しいヘアスタイルの自分に出会ってみては？

佐々木茜の行きつけサロン ▶ BALLET（渋谷）

「頭の外側と内側を、同時にリフレッシュできる場所」

外国映画の登場人物のような、無造作でありながら柔らかく動きのあるヘアを叶え、ファッション性の高いスタイルを実現するヘアサロン。ダメージを抑えながらも日本人特有の髪質をコントロールする、独自のテクニックに定評あり！

毎回根元をブリーチ、リタッチしているのですが、産毛の間のほうが毛に負担がかからず、きれいに色を抜いたり入れたりできるとのことで、3週間～1カ月に1回通っています。

もう10年近くお世話になっているので、サロンでは、仕事にあまり関係のないお話をスタイリストさんとしています。「あそこのフルーツサンドがおいしかったよ」「この漫画おもしろかった、おすすめだよ」などなど。雑談の中から思ってもみないような仕事のヒントが出てくることもあり、きっとリラックスして話しているから、頭の中が柔軟になっているのだな、と思います。

BALLET代表 池上敦さんが提案する秋のヘアスタイル

今年の秋は、「ツヤ」を意識。長く続いていたアッシュ系のカラーから暖色に変化させたい女性たちがさらに増えそうなので、オレンジに少しくすみを足したような、大人に似合うオレンジベージュを提案していきたいと思っています。カットは、内側で量や質感の調整を入れて、表面の部分には入れないことで、色気やツヤのあるニュアンスを作ります。

さらなる個性を出したい方には、鮮やかなボルドーを意識したカラーもおすすめ。特にボブまでの長さの方に試してもらいたいです。

---fadeinpager---

シトウレイの行きつけサロン ▶ SHIMA HARAJUKU（原宿）

「すべてをお任せできるプロです！」

スタイリストの奈良裕也をはじめ、トレンドをキャッチする感性と技術の高さで、いまの自分に似合う最適なスタイルを叶えてくれるヘアサロン。誰とも被らない、ひと味違うスパイスの利いたルックが手に入る。

もう10年以上の仲なので、すべて奈良くんにお任せのカットにしてます。いつも絶えず感性を磨こうとする姿勢と、トップに立っても現場を忘れない謙虚さが信頼の理由。SHIMAは、奈良くんと情報をキャッチアップするための場所。刺激を受ける場所です。

SHIMA HARAJUKU 奈良裕也さんが提案する秋のヘアスタイル

「“sweet but cool” がいまの気分」（奈良さん）。ベーストーンはかっこいい印象のダークブラウンを入れ、そこにローズピンクのハイライトをしっかり目立つようにオン。カットは重めにラインを残したベースカットに、フワッと動くレイヤーを入れ、浮遊感を出してスタイリング。

---fadeinpager---

AMOの行きつけサロン ▶ Bettie（原宿）

「色落ちの過程や色落ち後のことも考えたカラーリングをしてくれます」

「モーテルの客室」をコンセプトに、ガールズカルチャーのエッセンスを詰め込んだようなインテリアのサロンは、透明感にこだわった、外国人風のカラーとスタイルが得意。ヘアスタイルだけでなく、その世界観にまるごと染まることができる。

ガーリーとストリートをミックスした、アンニュイな可愛さのスタイルはお手のもの。高校3年生の頃から10年近くお世話になっています。サロンでは、スタイリストさんとお喋りしている時間がほとんど。見た目が整うと気持ちも一新できるので、気持ちを切り替えたかったり、自信を持ちたい時、ヘアサロンへ行くとリフレッシュでき解決することが多いです。

Bettieオーナー 山本由美子さんが提案する秋のヘアスタイル

ストレートのツヤ感と、クラシックで女性らしいウェーブのミックススタイル。ボブ、ミディアムなど、夏のナチュラルなモード感のあるヘアスタイルから、秋冬は女性らしさを生かしつつ、前髪や顔まわりでウェーブ感やクラシック感を出したスタイルが気分です。

質感がウェットになりがちな時は、前髪のみ女性らしい立ち上がりがあったりすると、ほかと差がつきます。

---fadeinpager---

菊乃の行きつけサロン ▶ darling.（祐天寺）

「内面も、外見も、アップデートの場所」

1989年生まれの4人のスタイリストが立ち上げたヘアサロン。ヘアスタイルを通して日本人の美しさ、強さを表現しながら、それだけにとどまらない音楽やアートなどのカルチャーも発信。感度の高い顧客が集まる。

まわりの人に紹介すると必ずリピーターになるほど、カットもカラーも上手。浮気することなく、ここ数年はマキノさんにお願いしています。プライベートでも仲がいいので、サロンでは近況報告や好きなアーティストの情報交換なども。

darlin.スタイリスト マキノナツホさんが提案する秋のヘアスタイル

あえて切り揃えないボブスタイル。
全体的に軽さを持たせ、前髪は頬骨にかかる長さ。顔まわりをルーズに作ることで、下ろしても結んでも少しアンニュイなニュアンスを出しやすく、色、柄問わずさまざまなファッションを着こなせます。ブラウンベースのラベンダーが効いたカラーで、さらに余裕のある表情を演出しても。

 

 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

darlin.マキノナツホ a.k.a. キューティーさん(@makinonatsuho)がシェアした投稿 - 2019年10月月4日午前1時09分PDT

【関連記事】
青柳文子と篠原かおりに聞く、自分に似合うヘアスタイル作り。