diptyque 本拠地パリへの想いを語る、香りのオマージュ。

Beauty 2020.01.20

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1961年、サンジェルマンで生まれたディプティック。アールヌーボーとシプレ系アコードに、本拠地パリへの想いを託した新フレグランスが登場した。

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創業時からある本店。そのシックな佇まいは、当時の街の雰囲気をも彷彿させる。外観のふたつのウィンドウが店名の由来になった。

ディプティックから新たにローンチされたオー ド パルファン「オー キャピタル」。フランス語で首都を示す“キャピタル”は、本質を意味する言葉でもある。この香水はその名のとおり、パリにオマージュを捧げるもの。旅からのインスピレーションをテーマに香水を作ってきたディプティックが、初めて創業の地パリを見つめ直し、その想いを表現した。香りには、最も大事なこと、の意味も込められているという。ディプティックの「オー キャピタル」に秘められた物語を紐解いてみよう。

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パリとともに歩んだメゾン。

ディプティックの創立は1961年。装飾と芸術の分野で活躍していたクリスチャンヌ・ゴトロ、イヴ・クエロン、そして、デスモンド・ノックス=リットの3人の友人たちが、サンジェルマン大通り34番地に店を開いたのが始まりだ。名前の由来は、大通りに面した入口の左右に並んだ、絵屏風(ディプティック)を思わせるふたつのウィンドウ。オリジナルデザインのインテリアファブリックを売る店として出発したが、世界各国を旅して持ち帰ったインテリア雑貨を置くと、たちまちシックなパリジャンのマストアドレスとして評判になった。

本拠地パリに捧げる、ふたつの香り。

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1月2日に発売されたフレグランスキャンドルは、ローズにフォーカスしたもの。大小2サイズで限定発売。薔薇のエンボス加工を施した香りのオーバルも限定で展開する。パリ アン フルール190g ¥9,790、70g ¥5,500/ディプティック(ディプティックジャパン)

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ピンクのローズが鮮やかな限定ボックスは、3月14日までの期間限定。ソリッドパフュームも数量限定で展開する。オー キャピタル 75㎖ 各¥22,550/ディプティック(ディプティックジャパン)

63年、創立者のひとりデスモンドは、キャンドルに香りをつけることを思いつく。初めて提案した3つのフレグランスキャンドル「オベピン」、「カネル」、「テ」からは、同時に灯して香りをミックスするアイデアも生まれ、店の看板アイテムとなったまた68年には、16世紀のポプリのレシピから発想を得たスパイスいっぱいのオー ド トワレ「ロー」で、フレグランスも開始する。オーバル形のラベルに躍るように文字をあしらったセンスあふれるボトルデザイン、自然と旅の思い出が香るフレグランス。世界にたった一軒しかないサンジェルマン大通り34番地の店は、お気に入りのフレグランスキャンドルやオー ド トワレを求める人が世界中から訪れる聖地になった。

いまも本店のシックな佇まいは、創業当時の雰囲気を伝えている。2階には、創業者たちの残した布地のためのデッサン、コレクションされたインテリア雑貨や帳簿などが集められたアーカイブがある。すべてが手作業で行われたレタリングやデッサンの習作が残り、現在もメゾンのクリエイティブチームがインスピレーションを求めて閲覧にやってくる。同じフロアにはイヴが2005年まで使用していたオフィスも残されており、創業者たちの洗練されたセンスが見てとれる。

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「オー キャピタル」の原料。パッケージデザインに合わせて、ステンドグラスも制作された。

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ピエール・マリーのパッケージのデザイン画。

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パリを表現するシプレとローズ。

「ディプティックが創業した60~70年代のサンジェルマンは、現在のパリのイメージの原点。強いインスピレーションの源」と言うのは、パリにオマージュを捧げる「オー キャピタル」の生みの親、クリエイティブディレクターのミリアム・バドーだ。「このプロジェクトにはいくつかの出発点があり、それがパズルのピースのようにぴったりと合ってフレグランスが生まれました」と語る。

香りについてのアイデアは、初めからとてもクリアだったという。
「プロジェクトの初期に、調香師のオリヴィエ・ペシューからシプレ系アコードの話が出たのです。シプレはひとつの花を巡るノートではなく、抽象的な香り。香水の世界ではアイコニックなアコードですが、これまでディプティックのコレクションには存在しませんでした。そのエレガントでミステリアスな表現は、パリとは何かに通じる、普遍的なコンセプトだと感じました」

そもそもシプレは、フランソワ・コティが1917年に作ったフレグランスだ。ベルガモット、カルダモン、パチュリ、オークモスの4つを基本要素とするアコードである。単一の花の香りが一般的だった当時、フローラルブーケであるシプレは、新しく力強いユニークな香りとして成功を収め、シプレファミリーとして現在もフレグランスの世界に息づいている。「エレガントなシプレに、ジェンダーレスなシグネチャーを与えようと考え、2種類のローズでパリらしさを表現することにしました」と、香りを手がけた調香師オリヴィエ・ペシューは説明する。エレガントでフレッシュなイタリア産ベルガモット。ブルガリアのローズオイルと、香り高いトルコ産のローズアブソリュート。リッチなインドネシア産のパチュリオイル。クオリティにこだわった自然の原料を惜しみなく配合し、ふくよかな残り香をもつ独特の香りを作り上げた。
「仕上げは、ディプティックのDNAであるスパイシーなアクシデント。まるでシャンパーニュのボトルを開けた時のように、ピンクペッパーが弾けます」

同時に発表されたフレグランスキャンドル「パリ アン フルール」では、ローズの要素をさらにプッシュ。“花咲くパリ”の名のとおり、火を灯すとローズの香りが花開く。

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パリとメゾンの歴史を語るアーカイブ。

アールヌーボーへの想い。

様式化された葉と蔓にピンクのバラが絡まるパッケージデザインを手がけたのは、イラストレーターで装飾デザイナーでもあるピエール・マリー。「ディプティック、パリ、シプレの3つの要素をひとつの世界に表現した」と言う。そのインスピレーション源は、アールヌーボーにある。
「パリの街には、メトロ入口のギマールデザインをはじめ、ミュシャやトゥールーズ=ロートレックの足跡も残り、日常の暮らしにアールヌーボーが息づいています。アールヌーボーはシプレ・ノートが誕生した1917年頃に生まれ、ディプティック創業の60〜70年代に再流行したスタイル。なにより花と自然をモチーフにしたデザインは、ディプティックに通じます」「オー キャピタル」のオーバル形のラベルの中には、バラやジャスミン、パチュリの花などの素材が描きこまれ、エッフェル塔が隠されている。遠近的に描かれた文字デザインは、都市の大きさを思わせる。ボトルを裏返せば、メゾンの象徴であり、アールヌーボーに好んで描かれた孔雀の姿が見える。

2015年、ディプティックは本社をオペラ通りに移した。奇しくもそこは、ミュシャをはじめとするアールヌーボーのアーティストたちのメセナでもあった。女優サラ・ベルナールのアパルトマンだった場所。歴史を語る孔雀の描かれた美しい浴室は、ディプティックのパリを讃える香りの誕生に、決して無縁ではない。

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diptyque Saint Germain

 

34, boulevard Saint Germain 75005 Paris 
tel:01・43・26・77・44
営)10時〜19時
休)日
カード:Ⓐ、Ⓜ、Ⓥ
www.diptyqueparis.com

●問い合わせ先:
ディプティックジャパン
tel:03-6450-5735

réalisation : MASAE TAKATA (PARIS OFFICE)

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