タイム誌のメーガン夫人の髪型が意味するのものは?
Beauty 2021.09.19
米タイム誌の「世界で最も影響力がある100人」に選ばれ、表紙を飾ったハリー王子とメーガン夫人。ボリュームたっぷりにブローされたメーガン夫人のヘアスタイルは、何を意味しているのだろうか?
タイム誌の表紙を飾ったメーガン妃のブロースタイル。
9月15日に公開された、米タイム誌の「世界で最も影響力がある100人」の表紙。そこにはハリー王子とメーガン夫人の姿があった。 その構図、ポージング……すべてに意味があるように思えるカバー写真が注目の的になっている。
表紙の中でふたりは陰と陽を演じている。真っ黒な服を着たハリー王子、真っ白なシャツを纏ったメーガン夫人。夫は後ろに、妻は手前に立っている。
もうひとつ注目すべきなのが、メーガン夫人のヘアスタイルだ。サセックス公爵夫人のヘアは、肩を覆う、ウェーブする豊かなブロースタイル。このスタイリングは、2018年の結婚式でメーガン夫人のシニヨンを手がけたセルジュ・ノルマンによるものだ。
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ボリュームとパワー
普段はシニヨンやポニーテール、ストレートヘアが多いメーガン夫人だが、今回のスタイルは対照的だ。つややかでボリュームたっぷりの髪は、まるでヘアケア製品の広告写真のよう。娘のリリベット・ダイアナを出産してからたった3カ月、夫婦で数々の試練を乗り越えて絶好調だといわんばかりだ。SNS上でも多くの人が、この「パワフルさ」を指摘している。
Love. Contrast. Magnetism. Charisma. Confidence. Equality. Couple. Self-assurance. Team. Love. Couple. Ambition. Legacy. Power game. #HarryAndMeghan #MeghanAndHarry #HarryAndMeghanIcons pic.twitter.com/NrdxKxijbO
— Agathe de Lili (@AgathedeLili) September 16, 2021
「愛、コントラスト、魅力、カリスマ、自信、平等、カップル、自己肯定感、チーム、愛、カップル、野心、レガシー、パワーゲーム」と、タイム誌の表紙を飾ったカップルにパワフルさを見いだす人も。
ヘアスタイリストのジェームス・ジョンソンは、FEMAILのインタビューで、メーガン夫人のブローヘアが「この写真のフォーカルポイントだ」と語っている。「完璧な左右対称のボリューミーなウェーブヘアは彼女の権威を強調し、足を広げて立つ姿勢は、影響力のある女性としての彼女の新しいステイタスを想起させます」。またジョンソンは、ワーキングガールの服装とフェミニンなヘアスタイルの組み合わせは、「パンツと長い髪を組み合わせた、ガールパワーの象徴」であるビヨンセを思い起こさせると指摘する。
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ネットでの反応
この表紙に対し、ネットではさまざまな反応が寄せられている。ハリー王子のポーズがまるで自分がセットしたヘアスタイルに満足する美容師のようだ、自宅でプロの仕上がりを再現するためのテクを鏡の前で伝授しているようだという声も上がり、まるで大喜利のような状態に。
This looks like Harry is her hairdresser and he’s looking into the mirror explaining what he did to her layers. pic.twitter.com/pLA9Ox034r
— Gráinne Maguire (@GrainneMaguire) September 15, 2021
「これ、ハリーがまるでメーガンの美容師で、どんなヘアスタイルに仕上げたか鏡を見ながら彼女に説明してるみたいに見える」など大喜利状態に。
ほかにも、映画『プリティ・プリンセス』で、若きプリンセスに変身する前のアン・ハサウェイに似ている、と指摘する投稿もあった。
This is all I can see when I look at the #MeghanAndHarry Time magazine cover … Anyone for Princess Diaries 3? pic.twitter.com/Q7aRCTc6h9
— Brighid Breathnach (@BrighidBB) September 15, 2021
なかには映画『プリティ・プリンセス』と比較し、「メーガンとハリーのタイム誌の表紙は、これにしか見えない......プリンセス・ダイアリー3?」とする声も。
いずれにせよ、完璧な仕上がりのこの写真に、修正過多だと感じる人も多い。その一方で、メーガン夫人の輝きに憧れる人もいることだろう。
text : Justine Feutry (madame.lefigaro.fr)