リンダ・エヴァンジェリスタ、整形手術で「一生見せられない身体に」?

Beauty 2021.09.24

「深い憂鬱、大きな悲しみ、自己嫌悪」……カナダ人スーパーモデルが、自分が陥っている状態を、9月23日、自身のインスタグラムで告白した。

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ニューヨークのチャリティ・ガラに出席したリンダ・エヴァンジェリスタ。(2014年9月11日) photo : Abaca

「私は引きこもりになってしまった」。リンダ・エヴァンジェリスタは、9月23日、自身のインスタグラムで、公の場に姿を現さなくなった理由を明かした。

56歳のリンダは、「今日、私は5年以上にわたって苦しんできた自分自身の過ちを正すため、大きな一歩を踏み出しました」と投稿。彼女は90万6千人のフォロワーに向け、「私の仲間は活躍しているのに、なぜ私が仕事をしていないのか不思議に思ったフォロワーの皆さんへ。その理由は、ゼルティックのクールスカルプティングの施術によって、約束されていたこととは逆の作用が起き、無残な姿になってしまったからです」と明かした。

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「様変わりしてしまった」

この施術により、脂肪細胞が「減るどころか増えてしまった」とリンダは訴える。さらに、2回の「苦痛でむなしい」修正手術を受けたにもかかわらず、スーパーモデルの身体を「永久に変形」させてしまったという。「メディアが書いている通り、私は“様変わりしてしまった”」と彼女は続ける。

施術後、奇異性脂肪過形成(PAH、局所的に脂肪が固まってしまう症状)を発症したリンダは、「施術前にそのリスクを知らされていなかった」と語る。「PAHは私の生活の糧を壊しただけではなく、深い憂鬱と大きな悲しみ、そして計り知れない自己嫌悪のサイクルに陥らせました」。

この問題を、リンダ・エヴァンジェリスタは裁判で解決しようとしている。「訴訟を起こすことで、羞恥心を取り除くために前進し、自分の話を公表します」と彼女は語る。「こんな生活にはもう疲れました。たとえ容姿が元に戻らなくても、胸を張ってドアの外に出て行きたい」。

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「いつまでもスーパーモデル」

29,000回以上「いいね!」されたこの投稿に、モード界の著名人たちも反応した。デザイナーのジェレミー・スコットは、「君はいまも、そしてこれからもスーパーモデルであり続け、君の素晴らしい経歴に、勇気あるスーパーロールモデルとしての役割が加わるだろう。愛しているよ」とコメントし、 シンディ・クロフォードも激励の言葉を贈った。「リンダ、あなたの強さと真の本質は永遠に認められ、象徴となるでしょう。ブラボー!」。ナオミ・キャンベルやマーク・ジェイコブスも、リンダ・エヴァンジェリスタの強さと勇気を称賛した。

トップモデルのヘレナ・クリステンセンは次のように綴った。「正直言って、この記事を読んで涙が出た。影から出て、正直で誠実な態度を示すことは、とても重要で美しいこと。外見のように、内面も美しくいてくれてありがとう」

5年間、表舞台から姿を消していた彼女の心に慰めを与える支援の輪が広がっている。

text : Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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