メーガン、キャサリン妃、エリザベス女王の愛用スキンケアは？

予算、必需品、お気に入りのブランド……。ケンブリッジ公爵夫人とサセックス公爵夫人のスキンケアを紹介する。

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ウィンブルドンの決勝戦で再会したケイト・ミドルトンとメーガン・マークル。（2019年7月13日、ロンドン）photo : Abaca Press

しばしば比較対照されるふたりだが、メーガン・マークルとケイト・ミドルトンは肌のお手入れを大切にしているという点で似ている。そして英国王室の夫人たちは、数多くの商品の中から、高級ブランドだけでなくスーパーで買えるようなコスメも頼りにしている。ヴェラクリニックの皮膚科医であるメメット・ギョケールは、ふたりの公爵夫人が使用している製品のリストを調べた。

メーガン・マークルの方が化粧品にお金をかけているようで、月に619.97ポンド、つまり約732ユーロの予算をかけている。サセックス公爵夫人は、リュクスな製品だけでなくティーツリーオイルのような手頃な基礎化粧品も愛用しており、特にフランスのブランド、コーダリーの「プルミエ クリュ プレシャスオイル」（51.80ユーロ）がお気に入りだ。彼女の最も高価なスキンケア製品は、「Kate Somerville（ケイト・サマーヴィル）」の「クエンチ・モイスチャライジング・フェイシャルセラム」（78.51ユーロ）と、タッチャの米ベースの酵素スクラブである。また、フェイシャリストのニコラ・ジョスによるマッサージのファンで、ロイヤルウェディングの際には結婚前の女優のスキンケアを披露している。

ケイト・ミドルトンはより合理的で、予算は月に368ユーロとメーガンのほぼ半分である。特に「Karin Herzog（カレン・ヘレゾフ）」のファンで、日焼け止めクリームとクレンジングジェルを使用している。

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この義理の姉妹の共通点は？　それはローズオイルだ。ケイト・ミドルトンはオーガニックでピュアなローズオイルを選んでいるが、メーガン・マークルは99％が天然成分の「Décléor（デクレオール）」のローズオイル美容液「アロマエッセンス ローズオリエント」を使用している。また、ふたりともバスルームにはニベアの製品がある。ケイトは「アンチリンクル デイクリーム」を愛用しており、メーガンは「モイスチャライジング サンスプレー」で日焼け対策をしている。どちらの製品も非常に手頃な価格で、スーパーやハイパーマーケットで手に入る。「ケイトはデイクリームとしてニベアのモイスチャライザーを愛用していますが、それを補うためにもっと高価な美容液やマスクを使っています」とメメット・ギョケールは分析する。

ジョージ王子とルイ王子、シャーロット王女の母親であるケイトは、メーガン・マークルに自分のお気に入りの製品のひとつである「Beuti Skincare」の「ビューティ スリープ エリクシール」（59.95ユーロ）を使うようアドバイスしたと伝えられている。少なくとも、このブランドの創始者は「ハーパーズ バザー」誌にそう語っている。「¡Hola!」誌によると、ケイトの出産用スーツケースに入っていたこの14種類のオイルがブレンドされた美容液を、メーガンがアーチー妊娠中に愛用していたそうだ。

最後に、英国を代表する人物である女王を忘れてはならない。予想どおりエリザベス2世は控えめでミニマムな日常を送っている。皮膚科医は、68年間イギリスを統治してきたエリザベス女王のスキンケア予算を月に約77ユーロと見積もっている。最も象徴的なのはエリザベス・アーデンの「エイトアワークリーム」（36ユーロ）である。彼女はバスルームでも愛国者であり、モルトン ブラウンのシャワージェルやバブルバス、「Yardly London（ヤードレー・ロンドン）」のラベンダーソープを使っている。「テレグラフ」紙によると、女王が愛用しているフランスのブランドはクラランスで、特にハンドクリーム「クレーム ジュネス デ マン」（12ユーロ～）が有名だということだ。2012年に本誌のインタビューに応じたステファン・ベルヌは、1950年代にジャック・クルタン・クラランスが設立したブランドに対する女王の忠誠心を認めている。