つまみ食いを止めるための、3つの瞑想エクササイズ。
Beauty 2021.12.01
マインドフルネスがあれば、強迫観念はなくなる⁉ ストレス食いや間食から解放されるための、いくつかの方法を紹介する。
ストレス食いや間食から抜け出すために、瞑想からいくつかのキーポイントを得よう。photo: Getty Images
健康増進
マインドフルネス・メディテーションは、心身ともに健康を増進させることが証明されている。また、食べ方をコントロールしたい人にとっても理想的なセラピーだ。「罪悪感や批判を感じることなく、自分の感覚に注意を払って食事をすることで、より健康的な食との関係を築くことができます。そして、質的にも量的にもバランスのとれた状態に戻すことができます」と、自律訓練士・催眠療法士であるクラウディン・グランジェ(1)は説明する。あなたは強迫観念に襲われやすいだろうか? それならば、彼女のアドバイスに従ってみて。
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自動操縦モードで食べる
何でも、いつでも、どんな量でも手に入る社会では、食べることはもはや空腹や必要性の問題ではないことが多い。
レーズン・エクササイズ:レーズン(または、四角いチョコレートやビスケットなど)を持って、静かな場所で横になる。目を閉じた状態で、あらゆる角度から触って感じ取り、そして頭の中で描写しながら匂いを嗅ぐ。そして、それを口に運び、味わうことで得られる感覚(食感、味……)に注目する。これを定期的に練習する。
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ストレスを解消する
地下鉄、仕事、仕事のプレッシャー……。多忙が時間の空白から逃れることを可能にするならば、食べることは心の空白を満たし、前の状態に戻るための後押しとなる。
セルフ・スキャニング・エクササイズ:パソコンを片付け、携帯電話の電源を切った状態で、自分の体型、態度、座り方、心の状態を意識する。そして、呼吸に集中し空気を自由に出し入れし、顔や顎をリラックスさせることで緊張をほぐす。同時に何もしないで、ゆっくりと食べる。
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感情をケアする
ちょっとした動揺や強い感情があると、甘いものが食べたくなる。甘いものは、心を落ち着かせる神経伝達物質の分泌を増加させ、抗不安作用を発揮する。
ストップ・モード・エクササイズ:座って自分の身体(姿勢や呼吸)と再び向き合い、自分の感情を判断せずに受け入れ、落ち着かせる。最後に、「私はお腹が空いているだろうか?」と自問する。イエスの場合は「リンゴは食べられないか?」、ノーの場合は「自分の気分を良くする別の方法(散歩、映画……)があるのでは?」と問いかける。こうすることで、危機を脱することができる。
(1)病院(パリのロスチャイルド財団、アントニーの私立病院など)で診察している、個人開業医。
text: Caroline Henry, translation: Shiho Tatsugami