フランスで眉の植毛がトレンドに? その方法や費用は?

Beauty 2022.01.07

モデルのクリッシー・テイゲンが眉毛を植毛した様子をSNSに投稿して以来、この植毛法に注目が集まっている。専門医がこの美容医療について、解説。

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2020年2月9日、ビバリーヒルズで開催されたヴァニティ・フェア・オスカーパーティーでのクリッシー・テイゲン。photo : Daniele Venturelli/WireImage/Getty Images

眉毛の植毛を受けたことを明かしてから1カ月、クリッシー・テイゲンは12月30日に新しい姿を投稿した。「Welcome, new eyebrows!」と自身のインスタグラムに投稿した動画で、2021年11月末に受けた施術の結果を披露している。

施術直後に彼女はその即効性をファンに披露し、太くてふさふさした新しい眉のラインを誇らしげに見せたが、まだ「ペンシルで描いているせいで少し濃い」とコメントしている。その後、眉骨の毛が伸びてきて、より自然な印象になった模様だ。

彼女は、1カ月前にインスタグラムのストーリーに投稿した写真で、かつて自分が受けた不幸のように眉を抜かないでとティーンエイジャーにアドバイスし、「私は避けられるなら化粧をしたくないから、この眉毛の植毛手術にはとても興奮したわ」と喜びを表した。

「眉は顔の美しさを左右する重要な要素。目を縁取るものとして美しさを決めるポイントになることもあれば、朝の時間の10分を費やす煩わしさにもなりえます。流行に合わせて眉毛を抜きすぎたり、年齢とともに眉毛が薄くなったりしている人を、世代を超えてたくさん見てきました」と、彼女の美容整形外科医であるジェイソン・ダイアモンドは、アメリカ人モデルの眉毛の手術を公開したインスタグラムの投稿の中でコメントしている。

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アイブロウラインの再構築

この美容医療は、過度の脱毛や脱毛症、アートメイクの失敗、あるいは単に加齢とともに薄くなった眉毛のために、自分の容姿を再び取り戻そうとする人たちから要望が増えている。半永久的なメイクアップで眉をデザインする「マイクロブレード」や、眉を強調して太くする「ブロウラミネート」とは異なり、植毛は頭皮から採取した本物の毛を使って眉のラインを作り直す。

この方式は、F.U.E. (毛嚢単位移植)と呼ばれており、従来の植毛方法と全く同じだ。「頭蓋骨の裏側から毛嚢をひとつずつ採取します。一般的には、ドナーとして適した頭頂部から採取します。そして、傷跡を残さずに、必要な箇所に再移植します」と、パリのラゼオ診療所の美容専門医のクリスティーナ・シャヌーダは説明する。

多段階でも「決定的」な結果

眉毛の大きさ、形、濃さについては、患者と医師が相談し、先天性や禁忌を考慮した上で決定される。「患者が希望する眉の形を、実現可能な範囲内で決めていきます。特に顔の形と調和を考慮します」とシャヌーダ医師は説明し、「どんなタイプの髪でも使うことができます。全てが移植可能です」と付け加える。しかし、全身脱毛をしている人だけは、眉山に毛がうまく植えられないため効果が期待できない。

局所麻酔で行われるこの非侵襲的な施術にかかる時間は、カウンセリングを含めて2~3時間。手術後は1週間は青あざが残り、皮膚に小さなかさぶたができることがある。

最初の結果が出るまで、辛抱強く待たなくてはならない。「毛髪が生えそろうまで、通常6カ月から9カ月かかります。この間は、眉毛の形になるように毛をカットする必要があります」と医師は言う。「毛髪は移植された環境に適応する必要があり、それには時間がかかります。9~12カ月後には、毛髪のような成長が止まり、本当に眉毛になります」この段階まで来ると、「もう眉毛は抜けません」と断言する。

「より安全な」技術と「より自然な」効果

パンデミックとロックダウンが、ノーメイクの流行に貢献し、メイクアップから解放される美容医療を促進したことは明らかだ。ここ数年来、20~45歳の女性の間で眉毛移植の需要が増えているという。「色落ちなど、マイクロブレードの欠点を知った人たちは、より安全で自然な仕上がりのほかの技術に移行しています」と、シャヌーダ医師は指摘する。「ほとんどの場合、マイクロブレードやアートメイクをやりたくないという患者です。眉の形を整え、自然な仕上がりを求めているのです。化学療法を受けている患者さんに関しては、髪が戻るまで待つのが普通で、その後、元々あった眉毛を取り戻しに来るんです」

移植費用は、穴埋めから眉毛の再構築まで、希望に応じて1,200〜2,000€ほどかかる。

text : Victoria Hidoussi (madamefigaro.fr), translation : Shiho Tatsugami

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