年齢に抗うのは過去のこと。コートニー・コックス、加齢を受け入れる。
Beauty 2022.02.22
人気ドラマ「フレンズ」のモニカ役で知られるコートニー・コックスは、現在57歳。リブート版『スクリーム』で復帰を果たし、その美貌が健在であることに注目が集まったが、「The Sunday Times」のインタビューでは、加齢と60歳が近づくことについて自らの見解を示した。
コートニーの周りには若い友人がたくさんいるおかげで、自分自身がまだ若いと感じるのだという。
「自分のことを若いと感じています。私には30代の友人がたくさんいるけれど、年齢について気にしたりすることはないの。私にとっては皆同じ年齢なのです」
コートニーはこれまでにも、2017年の時点で顔に注入したフィラーを溶かしたことを明かしており、以来ありのままの素顔を受け入れるようになったというが、新たなインタビューでもそのスタンスは変わっていないことが伺える。
「確かに、『ああ、私は変わっていくのね。老けて見えるわ』って思う時期はあったわ。そして何年も、若々しさを追い求めようとしたの。注射をしたり、いまなら絶対にやらないようなことを顔にやったりしたわ。実はすごく変な顔になっているというのに、それに全く気づかなかった」
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世間が自分の顔について話題にしていると気づいてはじめて、「もうやめなきゃ。これはクレイジーなことなんだ」と思い至ったのだという。
「自分がいまの年齢になったこと自体信じられないけれど、幸せとは何なのか分かっているし、中年期というものを完全に理解しているつもりよ」
そしてあと数年で60歳を迎えることについても口にした。
「ああ、神様、それは聞くのも言うのも辛いことだわ。信じられない。60歳になることは悪いことではないんだけど、とにかく信じられないの。時間が経つのはとても早い。今後はより基本的なことを見直すのが大事になるわね。何を楽しみ、何をもっとやろうとし、何を手放すか。人生で多くのことを学んだわ」
ナチュラルな顔を取り戻したコートニーは、一時よりずっと美しくなったと評判だ。肩の力を抜いてリラックスした生き方を邁進しており、現在ではホームケアブランドのHOMECOURTをプロデュースするなど、活躍の幅を広げている。
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公式Instagramでは、盟友ジェニファー・アニストンのヘアケアアイテムを紹介するなど、美の伝道にも積極的だ。
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photography: Backgrid UK/AFLO, text: Eriko Kiryuin