新しい時代、自由な私になるビューティTIPS<春編> 時代は新章へ。自分の世界を生き始めるあなたに、yujiのメッセージ。

Beauty 2022.03.16

土の時代から風の時代へと移り変わって1年あまり。目まぐるしい変化とともに、価値観や暮らし方を大きく見直した人も多いのでは? 今回は、3月21日の春分から6月21日の夏至までの3カ月間について、ヒーラーで星読みのyujiさんからのアドバイスをいただきました。

さらにyujiさんのお話に沿って、この3か月間に「自分らしさ」を加速させるためのビューティ&香りのアイテムを、メイクアップアーティストMICHIRUさんとアロマデザイナーHarunaさんがセレクトします。


The Beginning -始まりの鐘が鳴る時-

文/yuji(ヒーラー・星読み)

「始まり」を迎える前に。

2022年が始まり数カ月が経ちましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は自分たち自身や各家庭や組織の内側といった、内部にあたる部分での調整が起きるなど、ソフトウェアのアップデートが行われていた感が多分にあった時でした。
それに対して今年、2022年はその真逆。つまり外側の世界でありハードウェアの刷新ともいえることが起こる時間となっています。
そのため風の時代元年とも言われた2021年よりも今年のほうが“目に見える形での明らかな変化”が多き時となることは間違いなさそうですが、そんな“大変化”の2022年のなかで、もっとも大きな動きがありそうなのが実はこの春分から夏至までの3カ月のようなのです。

そんな動き多き今年の春分~夏至の運気の流れを一言で告げるなら、「終わりの後、新しい章が始まる」なんて言えたりもするほどに、この夏至までの時期には各人にビッグチェンジの連鎖が起きるような気がするのです。

「新しい章」などと言うと、なんだかとてもワクワクしますし、いったいどんなオープニングアクトがやってくるのかな?なんて思うかもしれませんが、実は新章の予兆や予告編的なものは私たちの周りにすでに起こったりしているので、感覚の鋭い人はもうそれらを強くキャッチして、変化の兆候の到来を感じていたりするかもしれません。

また、始まりがあるということは、その前に終わりもあるということ。
そのため、「終わりが来て、繋ぎ替えがやって来て、そこから新しい章が始まる」というのがこの3カ月の間に私たちに起こることの真の流れだとすると、“終わりの知らせ・そして・始まりの予感”が届き始めていたとしてもなんらおかしくはないのです。

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また、それらの影響を受けてか、早い人だと昨年の春頃から、いままで大丈夫だったものが大丈夫じゃなくなったり、身体が望まないものを受け入れることができなくなってきたり……そのようなことが起きていたりはしないでしょうか?
その原因とも言えるものは「拡大と開運の星・木星」……、ラッキースターとも称されるこの大天体は昨年の末から潜在意識を司る魚座の部屋に入り、私たちの魂のバイブレーションを拡大し、魂が望まないものごとを叶いにくくさせたり繋がりにくくさせているから。
本来の魂の望みを叶えるために、現実逃避的な逃げの願望は叶わなくなってきているのだ!などと言うと、なんだかとても厳しく聞こえるでしょうか。
ただ、すぐには叶えないことや安易に答えを出さないことが魂を成長させるための先生、教師、親からの愛でもあったりするように、ゲートを閉じていくこともまたひとつの愛の形なのでしょう。

こうして、魚座のスピリチュアルなパワーによって、“潜在意識が求めていないことは叶わない”世界となっているのが21年末から私たちを取り巻くこの世界の現状なのですが、その影響を受けてなのか“自分がやるべきではないこと”“自分が本当は望んでいないこと(フェイクwant的なもの)”、それらがガシガシ禊がれていっていたり、やるべきではないことに対しては、急激にやる気が出なくなっていたりするのではないでしょうか。

これが上述の“終わり・禊”のプロセスです。
あとからやって来るグランオープニングのために、まずは徹底的に余白を作っていく。
そしてその余白はあればあるほど良いので、神様仏様お星様はだいぶ容赦無く、“禊のナタ”をふるっている……というのが昨年末から私たちが臨んでいる星回りなのです。

「手放すことを許す」
これは人によってはとても辛く厳しいものとなるかもしれません。
人には執着や愛着があったりもするからです。
とはいえ、この魚座木星期間は“許しと手放し”のステージですから、いままで積み重ねてきて吐き出せなかった感情・カルマ……ミルフィーユのようになったそれら堆積物を一気に浄化、リリースしていくようなことが相次いで起こったりもするでしょう。
そうして、半ば自動的に次のステージに行くための準備が進み、アップデートが人知れず進行していくこととなるのかもしれません。

こういった浄化の流れは牡羊座の部屋に木星が入る5月11日まで続き、そこからは急に、まさに誰が観てもわかるほどにはっきりと運気の流れが大きく変わっていくこととなるようです。

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新しい章が始まる。そのキーは“心願”にあり。

魚座が終わりを司り、色々な手放しが起きた後、その輪廻のバトンを受け取るのは始まりの星座、牡羊座。
3月21日からは太陽が牡羊座に入室。
加えて、5月には上述のとおり、拡大の星・木星が牡羊座の部屋に入ることから、この春分~夏至の期間がかつてないほどに“始まりの運気”に満ちていることがわかります。

「始まり(太陽)×始まり(木星)」とふたつの始まりのバイブスが世を覆うのがこの春分からの3カ月なので、この時期には“新時代的なチャレンジ・ビジネス・サービスのローンチ”が相次いだりもするでしょうし、また、新しいことを始める人、新しい生き方を模索する人も爆増していくのではないでしょうか。

ちなみに5月から6月21日までの過ごし方のポイントですが、それはひとえに“パッション&ピュアネス”だと思っています。
牡羊座は生まれたばかりの赤子と形容されることもある“プリミティブな感性”をもつサインです。
そしてそのパワーが高まるということは、小難しいことはいったん横に置いておいて、いったい何がしたいのか?というところに立ち返って物事を考えること、なんなら幼児が忖度なしに行動するように、エモーショナルに過ごすことがとても重要だということです。

「世間の目」がとか、「社会がこうだから」とか、はたまた、「常識的に考えると〜」とか、それらはもちろん大事にすべきパラメーターですが、星が伝えるいまのバイブレーションは“とにかくあなたの心願成就のみを考え、実現に向けて実行しなさい”ということ。
ほかごと、他所ごと、決まりごとは一切考慮に入れず、自分のプリミティブな、それでいて根源から湧き上がる何か、それに一心不乱に向き合っていくこと。

これはとてもシンプルなことではありますが、「言うは易し」の典型……。
実はとても怖いことでもあります。
でも、心配には及びません。
今季の星回りは“勇者を全力で称える”星回りなのですから。
思い切って一歩を踏み出したものには想像を超えるリターンとその先に待つ豊かなステージが待っている……星はそう伝えてくれています。

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自分ファーストは宇宙と繋がる生き方。

ここまでお読みになられたら、「え、そんな“わがまま”とも言える生き方をしてもいいの?」
なんて思われたかもしれません。
ええ、いいんです。
お勧めしているのはわがままではなくて、我が尽、つまり、“selfish”ではなくて“being your-true-self”でいるというほう、つまり、ワレガママのほうだからです。

自分がじぶんごとに100%集中する。
自分がやりたいこと、魂の望みを叶えようと100%でいることに没頭、集中する!
そうすることでその物事・言葉・表現・行動が伝道するパッションや愛や表現の熱さに多くの人たちが感化されて、その結果、新しい循環や経済が誕生したり!なんていうこともあるかもしれません。
また、今季の星周りを見ると世界的な人気を得るアーティストや時代を牽引するカリスマが誕生するなんていうことも予見されていますから、彼らの存在や作品たちがたくさんの人の心に火をつけるなどして、よきバイブスの連鎖が世界に広がっていくのではないでしょうか。
そして何よりも、自分ごとに集中していて満たされていると、抑圧や我慢といったものを感じなくもなり、とても平和な世界を生きることとなります。
そのため、歪みや捻れや嫉妬等に因する争いや戦い・諍いが減少し、この世界がより平和な波動の流れるものへと変わっていったりもするのではないでしょうか。

この3カ月、多くの人が心に決めると思います。
誰かが作った枠で生きるのではなくて、私の生き方をしよう、と。

自分が自分の世界を生きること。
人の世界を生きるのではなく、自分の世界を生きよう。

この春分~夏至の3カ月の間は世間では春の花々が咲く時期でもありますが、今年は木星牡羊座のバイブスが重なることから、きっと多くの人がその人自身の花を咲かせていく、個性開花の時期でもあるのだと思っています。

新時代への切り替わりに向けて始まったこの連載は、今回が最終回となります。ご愛読ありがとうございました!

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yuji
ヒーラー・星読み
香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤めるも、ヒーラーとしての宿命に導かれ東京での活動をスタート。現在は講演、執筆など幅広い分野で活動。著書に『風の時代の未来予測』『「風の時代」に自分を最適化する方法』(ともに講談社刊)、『星2.0』(光文社刊)がある。
Twitter:@yujiscope

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