75歳のシャーロット・ランプリング、美容外科手術を受けない理由を語る。

Beauty 2022.12.06

『シドニー・テレグラフ』紙とのインタビューで、75歳の女優シャーロット・ランプリングは加齢ついて語り、若く見せるための整形手術には一切反対しているという。

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2021年3月12日、パリのオランピア劇場で行われたセザール賞授賞式でのシャーロット・ランプリング。photography: Dominique Charriau/Pool/ABACA

ジェーン・フォンダ、ジェイミー・リー・カーティス、オードリー・タウトのように、シャーロット・ランプリングもまた、加齢の兆候と戦わないセレブリティのひとりである。むしろ、シルバーブロンドヘアの70代の彼女は、自分が歳をとるとどんな姿になるのかに興味津々だ。これは、12月4日(日)に発行されたオーストラリアの新聞『シドニー・テレグラフ』のインタビューで語ったものである。

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ジャーナリストのクリス・ハーヴェイに加齢について質問され、最近『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演したことでも注目されたシャーロット・ランプリングは、その話題をクールにあしらった。「加齢に関する質問に話すことはありません。話すことがないのです。私は本当に何もしていないので」と述べた。そして、整形手術で外見を若返らせることは、彼女の計画にはないことを明言した。

「なるようになるのです。顔は悪くありませんし、手術は必要ありません。やりたかったとしても、怖くてできないでしょうね。私は自分の顔が老いていくことに、むしろ少し魅力を感じています」とニューアルバム「De l'amour mais quelle drôle d'idée」を発売したばかりのシャーロット・ランプリングは語った。

60年代のアイコンでもあった彼女は、数週間前、永遠の若さを求めてメスを入れるという誘惑に屈したことはないとフランス日刊紙『フィガロ』に語った。「女性にとって大きな誘惑ですが、とても醜いことです。それを私がして誰が喜ぶかな? と思ってしまいます。男性は喜ばないでしょうね」と述べた。

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アスリートの遺伝子

シャーロット・ランプリングは、その大柄な体型と、現在でも維持されている頑丈な肉体について、父親の遺伝子を受け継いでいると言う。「私は、肉体をできる限り強く良い状態を保つ努力をしています。父の体、筋肉のつき方からも多くを学んでいます」と語る彼女の父親は、1936年のベルリンオリンピックの4×400メートルリレーで金メダルを獲得した英国人選手、ゴッドフリー・ランプリングだ。

text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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