玄米と合わせたい、豆腐ステーキのあんかけ定食レシピ。

Beauty 2023.03.08

アーユルヴェーダ料理研究家の三浦麻貴による米を主役にした献立の提案。甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味の六味をバランスよく摂ることを大切とするアーユルヴェーダの考え方を取り入れ、日々の食卓から滋養を!


玄米を主役に考える献立レシピ。

週に1~2回、白米を栄養価の高い玄米に代えるのもいい。ただし消化に負担がかかるため、軟らかく炊いたり、よく噛むこと。身体が重い時は動物性食材を減らし、野菜や豆の主菜&副菜を組み合わせたい。味が単調になりがちなので、油やスパイスを少しだけ使って。

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豆腐ステーキの彩りあんかけ
(2人分)
木綿豆腐 1丁
太白ゴマ油 大さじ1~2
ダイコン 30g
ニンジン 10g
シメジ・サツマイモ 各15g
三ツ葉 4本
ショウガの搾り汁 小さじ1
昆布出汁 100ml
酒・みりん 各小さじ1/2
薄口醤油・片栗粉 各大さじ1/2
岩塩ひとつまみ

【 作り方 】
1. 豆腐は4つに切り、キッチンペーパーに包み、2~3時間水切りする。
2. フライパンにゴマ油を入れ、1に片栗粉(分量外)をまぶして、中火で表面をこんがり焼く。
3. あんを作る。ダイコン、ニンジンは5mm角、サツマイモは7mm角に切る。シメジは半分の長さに切る。三ツ葉は1cmの長さに切る。
4. 鍋に出汁と、三ツ葉以外の野菜を入れ、火にかける。沸いてきたら調味料を入れ弱火にし、野菜が軟らかくなったら、ショウガの搾り汁を加え、片栗粉を同量の水で溶いて、沸いている鍋に入れてとろみをつける。
5. うつわに2を盛り付け、4をかけ、三ツ葉を添える。
春菊とカブのユズゴマサラダ
(2人分)
春菊 1/3束
カブ 1個
ユズの皮 1/4個分
練りゴマ・キビ砂糖・オリーブ油 各大さじ1/2
ユズの果汁・醤油・水 各小さじ1

【 作り方 】
1. 春菊は2cmの長さ、カブは皮を剝いて縦に4等分にし、5mm幅にスライスする。ユズの皮は白いワタをとり、細い千切りにする。
2. 練りゴマと調味料をよく混ぜてから、水を加えてゴマソースを作る。
3. 1にオリーブ油をまぶし、うつわに盛り付け、2をかける。
マサラきんぴら
(2人分)
ゴボウ 80g
ニンジン 60g
焙煎ゴマ油・白煎りゴマ 各大さじ1/2
みりん・醤油 各大さじ1
ガラムマサラ ふたつまみ

【 作り方 】
1. ゴボウは表面をタワシで洗い、縦半分に切って斜めに薄切りする。ニンジンは薄い短冊切りにする。
2. フライパンに焙煎ゴマ油を入れ、1を中火~弱火で炒める。
3. 野菜が軟らかくなったら、みりんと醤油を入れて煎る。
4. 軽くすった白煎りゴマとガラムマサラを入れて混ぜる。
キノコとセリの味噌汁
(2人分)
エノキ・マイタケ 各40g
シイタケ 2枚
セリ 6束
焙煎ゴマ油 大さじ1/2
昆布出汁 400ml
味噌 大さじ1

【 作り方 】
1. エノキは細かく刻む。シイタケは5mm程度に薄切り、マイタケは食べやすい大きさに手で分ける。セリの根は細かく刻み、茎と葉は2cmの長さに切る。
2. 鍋に1のキノコ類と出汁を入れ火にかける。キノコ類に火が通ったらセリの根を入れ、2~3分加熱し、味噌で調味し、仕上げにセリの茎と葉を入れる。
三浦麻貴
アーユルヴェーダ料理研究家

神戸女学院大学食物学科卒業後に学んだアーユルヴェーダの知識を生かし、日本の食卓に寄り添うレシピ「アーユルごはん」を提案。主宰を務めるアーユルごはんannaでは、料理教室を兼ねた理論と実践のコースを担当。
www.ayurgohan.com

*「フィガロジャポン」2023年3月号より抜粋

photography: Aya Kawachi

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