変化の季節だからこそ、いま始めたい「ティザンヌ習慣」。
Beauty 2023.04.27
久保直子
新生活のシーズン、新たな出会いや環境の変化に心が弾むこともあれば、不安を感じることも。そんな時には植物の力を借りませんか? 今回はフランス人の生活にも根付いている、ティザンヌの活用法です。
ティザンヌで内側からケア。
フィトテラピーは、さまざまな形によって摂取することが可能です。なじみやすいのはティザンヌ。フランス語でいうハーブティーですね。
すでにブレンドされているものを選ぶのがいちばん簡単ですが、単一の種類を買って自身でブレンドしてももちろんOKです。ただ、ハーブは収穫の時期や産地によって風味や香りが変わることがあるので、購入する際は専門店で、お店の方によく話を聞いてみてください。
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ティザンヌは食物繊維が豊富で、種類によってさまざまな効果を得ることが可能。なるべくオーガニックや無農薬のものを選んでください。内服効果に合わせて、香りによるアロマ効果も。そしてカフェインの含有量が少なく、ノンカフェインのハーブティーもたくさんあるので、気になる人はチェックを。
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ティザンヌの飲み方。
さっと煎じて飲む「アンフュージョン」という方法と、沸騰させてから時間を置いて蒸らし、再び煮詰めて水分を搾り出すという「デコクション」の2種類の淹れ方で楽しめるティザンヌ。
アンフュージョンの方法
ハーブに熱湯を注いで、5分ほど蒸らしてから飲んでください。お湯は沸騰したものをすぐに入れるのではなく、ひと息ついてから入れるのがポイント。
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デコクションの方法
ハーブを弱火で煮出し、5分ほど沸騰させた後に10〜15分ほど蒸らし、濾しましょう。厳密にいうとハーブの種類や量、部位によって浸出時間や蒸らす時間は変わりますが、こちらを大体の目安としてください。
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そして大切なことは、1日に数回、マメにハーブティーを飲むということです。いちばん簡単なのは、ハーブティーをまとめて浸出しておいて、1日かけてゆっくり飲むこと。お出かけの時は、水筒に入れて持っていくといいですね。また、できるだけ長期間継続して飲むことです。続けながら、じわじわ体質が変化していくのを楽しんでください。
texte:NAOKO KUBO
久保直子
ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士/アロマデザイナー
AMPP(仏植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、スポーツアロマテラピストの資格を所持。美容ライター時代に培った膨大な美容の知識と、植物療法をツールに、独自のウェルネス&ビューティについて発信。そのほか製品開発、アロマデザインやセミナーなど幅広く活動。
Instagram:@naonaonaozou