Diptyque ディプティックの新キャンドルで、5つの旅先へ!
Beauty 2023.09.20
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1963年に誕生したディプティックのキャンドルに、初のリフィラブルが登場。サステイナブルラグジュアリーを象徴する「レ モンド ドゥ ディプティック」で新たな章を開く。
5つの色と香りは5月にパリでお披露目された。
フレグランスキャンドルの誕生60周年を迎えた2023年、ディプティックからプレミアムな新しいキャンドル「レ モンド ドゥ ディプティック(ディプティックの世界)」が発売された。まだ知られていない土地の自然と文化にインスパイアされた5種の香りが導く“遥か彼方への旅”は、キャンドルの蓋を開けることから始まる。初のリフィラブルなキャンドルを収めるのは、一枚岩を彫刻したような楕円のガラス容器だ。デザインしたのは建築家でインテリアデザイナーのクリスティーナ・チェレスティーノ。外側に刻まれた2本の線により3層に見えるのは、3人の創業者へのオマージュだという。
クリスティーナ・チェレスティーノ
Cristina Celestino
建築家・インテリアデザイナー
ミラノをベースに活動。2011年、自身のブランド「アッティコデザイン」を立ち上げ、13年にデザインスタジオを開設した。イタリアンデザインの名作コレクターでもある。
「私の創作プロセスは常に、まずアイデンティティのリサーチから。こうして歴史に入り込んでいきました」
今回、リフィラブルでインテリアのオブジェとなり、ディプティックの世界を表現し……などの要望をもとに、メゾンのラベルでおなじみのオーバル形から考案したそうだ。
「ガラスを選んだのは、自然でサステイナブルな素材であり、炎によってその透明な価値がより高められるからです。デザインの美しさだけでなく耐熱性も鑑み、ガラスの厚みについては研究を重ねました。うつわの内側が完璧になめらかで、リフィルの形とぴったり合うようにするのが技術面で難しかったですね」と振り返る。
ディプティックの魂を象徴する香炉が彫られたガラスのリッド(蓋)は、香りを楽しむ間は底に敷いて接触物の保護となるようデザインされている。
ガラスのオブジェもキャンドルもすべてメイド・イン・フランス。「シンプルでアイコニック」とクリスティーナの気に入ったオーバル形ではあるが、ディプティックにとってはキャンドルを均一に最後まで燃焼させる技術的な挑戦が課せられたのだ。
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5つの香りは、従来のホワイトキャンドルと異なり、香水のようなコンポジションで名調香師オリヴィア・ジャコベッティが手がけた。だが、クリスティーナは香りがまだない段階で、それぞれの土地の説明を手がかりにイメージを膨らませてガラスの色を決めたという。
「この仕事は、芸術と旅を愛した3人の創立者のエスプリにオマージュを捧げるものです。装飾的であり、同時にタイムレスなオブジェ。メゾンのDNAを守りました」
オリヴィア・ジャコベッティが調香した5つの土地へ。
1.ラ ヴァレ デュ タン/時の谷:中国江西省景徳鎮の茶畑で白磁器の工房を見学し、白茶を味わう作法の体験が、静けさに満ちた悠久の時へと誘う。 2.タンプル デ ムース/苔寺:京都・嵐山の120種の苔が広がる禅寺。植物のグリーンな香りとベルベットのような抹茶のノートが静謐な心地よさ。 3.ラ フォレ レーヴ/森の夢:メキシコにある英国詩人が造り上げたシュールな庭園ラス・ポサス。緑が生い茂り、トロピカルな花々が咲くジャングルで甘い幻想の時間を。 4.テール ブロンド/黄金の大地:アメリカ・コロラド州の砂漠の高台に築かれた住居、メサ・ヴェルデ。太陽を浴びた穀草類の金色の輝きに、広大なアメリカ西部の光景が目に浮かぶよう。 5.ナンフェ メルヴェイユ/驚きの庭園:オレンジの花が咲き誇るイタリアのヴィッラ・リッタ・ボッロメーオ公園。フレッシュなシトラスが香るルネサンス宮殿の庭園で、16 世紀のイタリア精神に酔いしれて。レ モンド ドゥ ディプティック 各¥36,960、リフィル各¥15,950/以上ディプティック ジャパン
書棚に飾りたくなる、装丁本のように美しい化粧箱。
香りの旅を心豊かに楽しむ、儀式のためのアクセサリー。
上から、キャンドルの香りとコーディネートできるフレグランスマッチ 5種各¥4,180、黒煙防止のために定期的に芯をカットするためのメタル製ウィックトリマー¥7,700 、蝋溜まりを作らずに火が消せるスナッファー¥5,940/以上ディプティック ジャパン
ディプティック ジャパン
tel:03-6450-5735
text: Mariko Omura