フランス・マダムフィガロの新しいビューティイベント、FEEL GOODに潜入。

Beauty 2023.12.04

美は心と体の両面から。そんなウェルビーイングの観点が、ますますパリジェンヌの心をとらえている。そんな傾向を受けて、今年、フランスのマダムフィガロ誌が、新しいビューティイベントを発信した。11月16日の夜から18日まで、ウェルビーイングの世界を集めたFEEL GOODを訪ねた。

photo:Astrid Staes/ Saywho
パリ2区の会場に22ブランドが集まり、1200人以上のパリジェンヌがイベントに参加した。

パリ２区、ガラス張りの天井から自然の光が差し込む、アトリエ・リシュリュー。マダムフィガロが開催したFEEL GOODイベントは、２フロア700平方メートルの会場に、今のパリを象徴する22ブランドが顔をそろえた。エリザベス・アーデン、レオノール・グレイル、ロクシタンなど、スキンケアやヘアケアから、フレグランス、メーキャップはもちろんのこと、パレ・デ・テのお茶や、自然への旅をオーガナイズする旅行代理店アマテラまで。心も体も心地よく、を目指すさまざまな提案が幅広く紹介された。

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オープニングは11月16日の夜。マダムフィガロ編集ディレクターのアンヌ＝フローランス・シュミットが、「いま、ビューティのスターは、ボディ、メンタル、スピリット、あらゆる面で健康であることです」と宣言し、第１回FEEL　GOOD賞の発表が行われた。選考基準は、プロダクトの有効性はもちろんだが、「いい気分にさせてくれること」を重要視。ナチュロパシー、フェイシャリスト、栄養士などの7人の専門家、マダムフィガロの３名のビューティ担当者と、10人の読者が数週間にわたってテストし、３つのプロダクトにトロフィが渡された。

photo:Astrid Staes/ Saywho
左から、特別賞を受賞したNoble Panaceaの共同創始者オードレー・ボワ・ニコライ、マダムフィガロ誌編集ディレクターのアンヌ＝フローランス・シュミット、読者賞のForeoのマーケティングチーフ、ジュリア・パディヤ、FEEL　GOOD 大賞のコーダリーから欧州マーケティングディレクターのアンジェリック・マオ。

FEEL　GOOD 大賞はコーダリーのLa Crème Cachemire Redensifiante Resveratrol-Lift。デイクリームのクリーンな構成成分、肌を包み込むようなテクスチャー、自然で繊細な香りを審査員が絶賛。https://fr.caudalie.com

審査員特別賞は、Noble PanaceaのHuile Nourrisante Lift the Absolute。ノーベル化学賞を受賞しているサー・ジェームズ・フレイザー・ストッダートのテクノロジーを利用した最先端技術のナリシングオイル。即効性とエレガントなパッケージも評価に。https://noblepanacea.eu

読者賞は、ForeoのLa Brosse Luna 4。電動式のフェイスブラシで、肌のキメを整える。カラーバリエーションと使いやすさがヒット。https://www.foreo.com/

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二日間にわたるイベントでは、ブランドのブースが提案するケア体験のほか、スキンケア調合や、フェイスヨガ、タロット、自分に合うフレグランス探しなどのワークショップも開催。シェフのティエリー・マルクスと栄養学博士のドクター・ダリュによる「ウェルビーイングの３つの柱」から、作家による執筆のウェルネス効果の話まで、多岐にわたるトークもプログラムされた。