7ヶ月間シャンプーを使っていないカナダのインフルエンサーが話題に!

Beauty 2024.02.22

オリム・ブライトはシャンプーの使用をやめ、ハーブを調合したものに切り替えることにした。7ヵ月後、彼女はその結果と"魔法のレシピ"を公表した。

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多くの女性が、髪を洗う頻度を減らしたり、あるいはシャンプーを使わなくても大丈夫な魔法のような方法を模索したりしている。photography: Kathrin Ziegler / Getty Images

シャンプーは、シリコン、硫酸塩、パラベンなどが含まれていることから時に批判され、多くの人がその使用回数を制限し、時には完全に使わないことを望むようになった。これにより、「ノー・プー」のトレンドが広まり、数日間髪を洗わずに過ごし、その後シャンプーをりんご酢と重曹の混合物に置き換えるという方法が生まれた。カナダのインフルエンサー、オリム・ブライトは、TikTokのフォロワーが100万人以上いるアカウントで、ほぼ8ヶ月近くシャンプーを使っていないことを公表した。

その代わりに、22歳の若い女性は、自分で作る髪のお手入れルーティンに、りんご酢をベースにした調合物を取り入れている。これには他にもさまざまな植物やハーブが加えられている。動画では、タイトルが示すように、ヘアデトックスの236日目に記録したレシピまで公開している。

@orim DAY 236 NOT USING SHAMPOO LOVE MY DIY HERBAL HAIR RINSES #nopoo #DIY #healthyhair #naturalbeauty #hairgrowth #lifehack #forYOU Clair de lune/Debussy - もつ

最初に、彼女はガラスの瓶にタイムを入れた。これは「頭皮を浄化し、リニューアルする」だけでなく、「皮脂を減らし、髪の成長と太さを促進する」効果もある。その後、彼女はカレンデュラの花を加えた。これは髪の毛と頭皮の保湿に効き、彼女によれば、ブロンドの人に特にお勧めだという。それから、脂っこさを抑える効果で評判の高いミントが続き、また「頭皮の炎症を和らげ、フケを除去するのに役立つ」とされているローズマリーが登場する。実際、このハーブには抗菌作用や抗真菌作用がある。さらに、このインフルエンサーはもはやフケの問題がないと述べた。最後に、生姜を切って加え、これにより「頭皮の血行を改善する」効果を持たせる。最後に、彼女はオーガニックのりんご酢を加えて、調合物を均一に混ぜ合わせる。これにより、保存だけでなく、頭皮を清潔に保つ効果も期待される。

6週間漬け込んだ後、濾過して少量の水で薄め(水4に対してリンゴ酢1)、髪につけるのだという。そして、それを髪に塗布する前に、「頭にかけて目をできるだけしっかり閉じてください。なぜなら、もしりんご酢が目に入ったら、いっかんの終わりです」とインフルエンサーは楽しげに語った。方法としては、髪にマッサージするようになじませ、数分待ってからすすぐ。この儀式を月に2、3回繰り返している。

コメント欄では、この手法の効果に疑問を投げかける人もいれば、あらゆる髪質に対する効果を疑問視する声がある。定期的に攻撃を受けるというインフルエンサーは、これに応じている。「こういう動画を作ると、TikTokの髪のプロたちからいつもいじめられるし、嫌われる。もし私が彼らの立場だったら、私も私のことを嫌いになるかもしれない。でも私が言っていることは本当で私自身がその証よ。そして、彼らが伝えていることは全く真実でないことを証明している。彼らが伝え、販売しているものは必要ないわ。」

多くの皮膚科医を含め、すべての人が「ノー・プー」のファンというわけではないのは事実だ。このトレンドを取り上げた記事の中で、リンゴ酢と炭酸水素塩をベースにした処方の有効性に疑問を呈する専門家もいた。ピエール・ブハンナ博士のように、「重炭酸ソーダとリンゴ酢の混合物は、髪をツヤツヤにするための溶液であって、皮脂を取り除くためのものではない。(...)しかも、すべての髪質に合うとは限らない」と説明している。

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「ノー・プー」それとも「ロー・プー」?

「ノー・プー」ではなく、「ロー・プー」、つまりシャンプーの回数を減らしたり、間隔をあけたりすることが、特に脂性傾向の髪にとっては現実的と言える。2020年、皮膚科医のニナ・ロースは、シャンプーを多く使うほど髪の油分を促進すると説明している。「シャンプーが頭皮を攻撃するのは、ハイドロリピッドフィルム(表皮にある良質な脂肪)を溶かし、頭皮表面の乾燥を補うために皮脂を多く合成させるから。そのため、スキンケアを減らすことで、肌が補う量を減らし、自己調節できるようになる。」彼女によると、むしろ日常のお手入れや使用する製品の数を減らし、例えばコンディショナーを使わない方が良いかもしれない。彼女の提案する理想的な解決策は固形タイプのシャンプーだ。「泡立ちが少なく、エコロジカルで、職人によって製造されることが多い」という。

実際、市場はというと、ますますクリーンな製剤で、天然成分の割合が高まる傾向にある。固形シャンプー(Unbottled、Cut By Fred、Respireなど)、パウダーフォーミュラ(Yodi、Maison Hädenn、Patrice Mulatoなど)、そして新世代のヘアケアブランド(La Rosée、Nuxe、Cairなど)の多くの製品が、(フランスのアプリ)Yukaで非常に光栄なスコアを獲得している。これは、ルーティンからシャンプーを無くしたくない人たちにとって良い選択肢だ。

text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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