腸活で紫外線対策! 透明感ある肌を保つ秘訣とは?

Beauty 2024.04.18

桐村里紗

「便秘すると肌が荒れる」とよく言われますが、感覚的に腸の調子が悪いと肌の調子が崩れることを体感している人も多いと思います。

実は、お肌も臓器の一種です。
外から化粧品を与えることももちろん大切ですが、肌の細胞自体を健康にしようと思えば、腸からアプローチすることが最も本質的です。
腸は、全身の臓器にいく栄養を蓄える土壌にあたるもの。
口にする食べ物が原料となって、腸内細菌によって分解されて、堆肥のような状態になります。それが、お通じですね。

植物を育てるにも、良い微生物で発酵した良い堆肥を土に混ぜると、よく育ちます。
逆に、腐敗を起こす微生物がいると、植物は枯れてしまいます。
人の腸と心身の関係も同じで、土壌の良し悪しで、全身の臓器の細胞の良し悪しが決まります。

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腸内環境が悪いと肌はくすむ?

腸内環境が悪いと、なぜ肌の調子が悪くなるのでしょう。
それは、腸内で腐敗菌(いわゆる悪玉菌)が増えてしまい、腐敗菌が出す有害物質が皮膚まで届いて正常なターンオーバーを妨害するからです。
腐敗菌は、人間にとって有害なアンモニアやフェノール、p-クレゾール、硫化水素などの有害物質をつくります。

特にフェノールやp-クレゾールが身体に吸収され、血液を介して肌まで届くと、皮膚の表面を守る角質細胞の正常なターンオーバーを妨げて、トラブルを発生させることがわかっています。これがくすみやシミ、肌荒れの原因になってしまいます。

紫外線対策にも腸活を。

これからの紫外線の季節にも、ターンオーバーは重要です。
当然、UVケアをすることは重要ですが、完全に防ぎ切れるものではありません。
紫外線によってダメージを受けた肌細胞を新陳代謝によって新しい細胞にリニューアルしたり、蓄積したメラニン色素を排泄したりすることで、くすみやシミのない、透明感のある美しい肌を保つことができます。

さらにターンオーバーが乱れると、お肌の角質も分厚くなってしまい、化粧水や美容液の成分の浸透も悪くなってしまいます。
「面の皮が厚い」女になりたくなければ、腸からターンオーバーを整えて、巡りのいい肌を保つことが重要です。

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腸内環境が乱れているサインは?

腸内環境の良し悪しを見分ける方法は、簡単。
お通じのニオイです。
腐敗菌が分泌する有害物質は、悪臭です。
一方で腸内を発酵させ、良い堆肥をつくる菌が多ければ、全くニオイがありません。

毎日のお通じが臭うならば、腸内環境を整える腸活は必須。
今日から始めるべきです。

では何をすれば?
次回は、お肌を内側から整える腸活と、「ニュートリコスメティクス」を取り入れた腸活のお話です。

texte:RISA KIRIMURA

桐村里紗

医師 / tenrai株式会社 CEO
臨床現場において、最新の分子栄養療法や腸内フローラなどを基にした予防医療、生活習慣病から終末期医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。食や農業、環境問題への洞察を基にした人と地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルス」や女性特有の悩みを解決する「フェムケア」など、ヘルスケアを通した社会課題解決を目指し、さまざまなメディアで発信、プロダクト監修などを行なっている。また、東京大学工学系研究科道徳感情数理工学・光吉俊特任准教授による社会課題を解決する数式「四則和算」の社会実装により人と社会のOSをアップデートすることを掲げたUZWAを運営。現在は、東京と鳥取県米子市の2拠点生活を送り、土と向き合う生活を送っている。フジテレビ「ホンマでっか!?TV」には腸内環境評論家として出演するなどメディアでも活躍し、新著『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)が話題。
https://tenrai.co/

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