年末年始の女の子の髪型の参考にしたい! ヨーロッパの王女たちのヘアスタイル。

Beauty 2024.12.19

ヨーロッパ王室の若い王女たちが、年齢を問わず、ヘアスタイルのインスピレーションの源として注目されている。

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2023年12月25日、サンドリンガムで撮影されたシャーロット王女。photography: Mark Cuthbert / UK Press via Getty Images

年末年始のイベントや結婚式、家族の集まりなどの特別な機会には、いつも周りと差をつけるヘアスタイルを探したくなるもの。それは小さな女の子たちにも同じことが言える。彼女たちは、可愛らしいロングヘアや愛らしいボブスタイルを披露することが多いが、目指すのは、楽しく自由に動き回れるヘアスタイル。イベントが始まる前に崩れてしまう心配のないスタイルを見つけることもポイントだ。

素敵なヘアスタイルのアイデアを見つけるためには、もちろん、女の子たちの憧れのヒロインたちを参考にするのも良いだろう。『アナと雪の女王』の象徴的なフィッシュボーンの編み込みや、『スター・ウォーズ』のレイのシニヨン、『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』の主人公レディバグのツインテールなどがその例だ。しかし、ヨーロッパ各国の実在するプリンセスたちに目を向けるのもおすすめだ。彼女たちは頻繁に公の場に姿を見せる必要があり、中にはシャーロット王女のように、着用した服が即完売する影響力を持つプリンセスもいる。そのため、彼女たちのヘアスタイルを参考にするのも、特別な日のスタイリングのヒントとして良いアイデアである。

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三つ編みとハーフアップが主流に

シニヨンがあまり注目されていない一方、三つ編み、ハーフアップ、ツイストは年齢を問わずプリンセスたちに人気のスタイルだ。例えば、キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子の娘であるシャーロット王女は、後ろでまとめたふたつの三つ編みをトレードマークとしており、2024年7月に母とともにウィンブルドンに現れた際にもそのスタイルが注目を集めた。スペイン国王フェリペ6世とレティシア王妃の娘たち、レオノール王女とソフィア王女もハーフアップがお気に入りで、シンプルなスタイルからツイストを加えたものまでさまざまだ。このスタイルはベルギーのエリザベート王女にも好まれている。一方、スウェーデンのエステル王女は、以前はシンプルな三つ編みをよく取り入れていたが、最近ではポニーテールや三つ編みを取り入れたシニヨンなどのスタイルを選ぶことが増えている。

アクセサリーで華やかに

まだ母親たちのように帽子を取り入れることは少ない(モナコのガブリエラ公女を除いて)小さなプリンセスたちだが、特にショートヘアの場合、アクセサリーを駆使して個性を引き立てている。ターバン、ヘアバンド、ヘアピンなど、さまざまなアイテムがその頼れる味方だ。

幼い頃から、シャーロット王女はアクセサリーを愛用しており、これは母親が好んでいるスタイルの影響を受けているようだ。小さなヘアピンやリボン付きのヘアバンド、シュシュなど、さりげないカラーアクセントがオリジナリティを加えている。同様に、ベルギーのエリザベート王女もシルク素材のヘアバンドやヘアアクセサリーをよく取り入れており、これは世界中の王族たちがすでに取り入れているスタイルだ。

From madameFIGARO.fr

可愛らしいダブルドレスで世間の注目を集めたシャーロット王女。(サンドリンガム、2023年12月25日)photography: Mark Cuthbert / UK Press via Getty Images
差を生むディテールは?後ろでふたつの編み込みを結ぶ可愛いリボン。(サンドリンガム、2023年12月25日)photography: Splash News / Splash News/ABACA
4年前にも同じヘアスタイルをしていたが、その時は少し違った。(サンドリンガム、2019年12月25日)photography: Abaca
ボリューム感を出すための独特なアプローチで、クラシックな半分シニョンスタイルに飽きた人にぴったり。髪が細い人でも、軽やかにボリュームをプラスできるスタイル。(グロスターシャー、2018年6月10日)photography: Abaca
弟のルイ王子の洗礼式では、シャーロット王女がブルーのリボン付きヘアバンドを着用しており、お祝いの席にぴったりなドレスにアクセントを加えるアイテムだった。(ロンドン、2018年7月9日)photography: Abaca
ガブリエラ公女は、前髪を彼女のシグネチャーとしている。(モナコ、2024年1月13日)photography: SC Pool - Corbis / Getty Images
あるときは、リボンのカチューシャをつけたハイポニーテール......。 (モナコ、2024年12月19日)photography: Stephane Cardinale - Corbis / Corbis via Getty Images
低めのシニヨンに小さな帽子を合わせたスタイルも。(モナコ、2023年11月19日)photography: SC Pool - Corbis / Getty Images
ショートボブでも、オリジナリティを引き出すことができる:モナコのガブリエラ公女は、ヘアスタイルにヘッドバンドを合わせて、髪型に工夫を加えている。(モナコ、2023年1月22日)photography: SC Pool - Corbis / Getty Images
ふたつのバレッタでシンメトリーを表現したモナコのガブリエラ公女のクラシックなヘアスタイルは、ちょっとした遊び心にあふれている。 (モナコ、2020年11月19日)photography: Abaca
一方、ガブリエラ公女が髪を長くしていた時には、髪をまとめるためにタイトな編み込みが実用的なオプションだった。(モナコ、2019年6月16日)photography: Abaca
違いを生む小さなディテール:編み込みは、ドレスに合わせたシュシュで留められている。(モナコ、2019年6月16日)photography: Abaca
スペインのレオノール王女は、ウェーブヘアが好き。(マドリード、2024年6月19日)photography: Pablo Cuadra / Getty Images
堅苦しくない印象を避けるために、髪の毛を少しほつれさせたゆるいシニヨン。(オビエド、2024年10月25日)photography: Carlos Alvarez / 2024 Getty Images
レオノール王女はまた、後ろで少し髪を束ねた半分の髪型をよくしている。(ロレート・デ・マール、2024年7月10日)photography: Carlos Alvarez / 2024 Getty Images
しかし、ユニフォームを着るときは、完璧な三つ編みのシニョンヘア。(サラゴサ、2024年5月12日)photography: Carlos Alvarez / 2024 Getty Images
ゴムに髪の一束を巻きつけてよりエレガントに仕上げたポニーテールも、簡単に真似できるオプションだ。(マドリード、2023年10月31日)photography: GTres / GTres/ABACA
スペインのソフィア王女のように片方の肩に乗せるだけで、クラシックな雰囲気から抜け出せる。(オビエド、2020年10月16日)photography: Abaca
スウェーデンのエステル王女は成長し、今ではリボンでアクセサリーをつけたポニーテールをお祝いのヘアスタイルにしている。(ストックホルム、2023年9月14日)photography: Mischa Schoemaker / Mischa Schoemaker/ABACA
しかし、母ヴィクトリア王太子が好んだ編み込みシニヨンも試している。(ストックホルム、2023年9月16日)photography: Nieboer Albert / Nieboer Albert/DPA/ABACA
3年前、スウェーデンのエステル王女は、こちらのように肩にかけたスタイルで、さまざまな形で編み込みを取り入れていた。(ストックホルム、2020年2月23日)photography: Abaca
あるいは子どもらしいダブル編み込みスタイルも。(ストックホルム、2019年3月12日)photography: Abaca
半分シニヨン、半分編み込み……このヘアスタイルは少し忍耐を必要とするが、もう少し手の込んだスタイルを求める場合にはぴったり。(ボルゲホルム、2020年7月14日)photography: Abaca
ベルギーのエリザベート王女のコツは? 軽くウェーブのかかった髪に、服に合わせたターバン風ヘアバンドを組み合わせること。(ブリュッセル、2024年7月21日)photography: Mischa Schoemaker/ABACA
また、エリザベート王女はお祝いの席に向けて、巻き髪の技を磨いている。(ブリュッセル、2023年12月19日)photography: Polet Olivier / Polet Olivier/ABACA
時にはシルクのヘアバンドを選び、髪の長さに合わせている。(ブリュッセル、2020年7月21日)photography: Abaca
こめかみの位置で髪をまとめ、毛先にカールをつけたヘアスタイル。これはエリザベート王女に似合うスタイルのひとつだ。(ブリュッセル、2019年7月21日)photography: Abaca
ハーフテールとウェーブヘア:ふたりの姉妹、ふたつの選択肢。(デンマークのジョセフィーヌ王女とイザベラ王女、アールス、2024年1月21日)photography: Mischa Schoemaker/ABACA
ジョセフィーヌ王女は髪の毛をカールさせて、美しいウェーブを作るスタイルを楽しんでいる。photography: Utrecht Robin/ABACA
もっと幼い頃も、デンマークの王女たちは髪型で差をつけるのが好きで、ひとりはハーフテール、もうひとりはシニョンヘアだった。(ヒレロド、 2018年5月25日)photography: Abaca
イザベラ王女のヘアスタイルで特徴的なジュエリーバレッタ。(ヒレロド、2018年5月25日)photography: Abaca

text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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