THREE 本能に届く精油の香りと触れ合う場、アロマリウム スリーでディフューザークラフトを体験!

Beauty 2025.03.31

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フィガロジャポンは今年で創刊35周年。1年間をとおして、「アールドゥヴィーヴルへの招待」をテーマに読者の皆様に体験型イベントを提供しています。

3月18日、19日には、ホリスティックなライフスタイルを提案するスリーとのコラボレーションで、「本能に届ける精油の香り。スリーのディフューザー作りワークショップ」と題した会を開催。参加者はスリーが大切にする国産精油について学びを深め、いまの自分にぴったりの香り作りに挑戦した。その様子をレポート!

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東京ミッドタウン日比谷に2024年7月、オープンしたアロマリウム スリー。ここは精油の研究やオリジナルの原料開発を通して精油の可能性を探求するスリー ホリスティックリサーチセンター(HRC)のサテライトとして、五感で精油に触れることができる体験の場だ。30種のエッセンシャルオイルを試し、購入できるほか、オープンラボラトリーでの研究や調香の様子を見学することができる。タイミングによっては精油の蒸留が行われることも!

イベントは、そのHRCの研究員による国産精油のお話からスタートした。

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HRC研究員の説明に、熱心に耳を傾ける参加者たち。

2022年に始まったHRCの活動。植物研究、精油原料の開発と調香、ホリスティックケアの伝道など、国産精油への包括的なアプローチを行っている。原料となる植物の一部は、熊本県南阿蘇と佐賀県唐津市・玄海町に自社のハーブガーデンを構えて栽培。自治体や地元企業と連携し、土起こし、定植、収穫などの時季にはスリーのスタッフも畑に入り、汗を流して作業する。また植物のDNA検査から精油の抽出方法、ヒトにもたらす効能にいたるまで、大学や国立研究機関などと共同で研究に取り組み、まだまだ知られざるその可能性を追求し続けているという。ビューティブランドであるスリーがここまで徹底的に精油と向き合うのは、ひとえに"本物のものづくり"のため。今後は広島県に柑橘類を育てる畑を設け、佐賀県呼子に体験型の蒸留所をオープンする予定もあるそうだ。

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精油とは、自ら動くことのできない植物が、受粉の媒介や種子の散布を誘引するためや、外敵から身を守るために作り出してきた芳香成分を抽出したもの。とても貴重で、たとえばゼラニウムであれば、大きなダンボール5箱分(約10kg)の原料からたった10gほどしか採ることができない。そして同じ植物の精油でも、育った土地やその年の天候により個性が現れる。その違いが精油のおもしろさであり、これまで活用が難しかった点だ。HRCでは精油研究のデータベースを作成し、個性を数値化することで、精油の可能性を広げている。

ここで、参加者に精油を垂らしたふたつのムエットが配られた。どちらもローズゼラニウムの精油だが、ひとつは一般的な海外産のもので甘い香り。もうひとつは南阿蘇のハーブガーデンから届いた精油で、すっきり爽やかな印象。同じ植物の精油でもこんなに香りが異なることに、驚きが広がる。

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感覚を研ぎ澄ませて、ふたつの香りを確かめる。

精油への理解を深めた後は、ディフューザークラフト体験。ベースノートとカスタムノートをかけ合わせ、ひとりひとり好みの香りを作り上げていく。

"森羅万象"を表すベースノートは、季節の移ろいを反映した3種から1種を選択。いまの季節は、浄化やバランス力を携えた定番の「石」、桜の華やかさや凛とした佇まいを思わせる「花」、雪の大地や秘められたエネルギーを表現する「種子」がラインナップ。そこにアクセントを加えるカスタムノートをひとつ選んで加える。グレープフルーツがベースノートをいっそう引き立てる「ニュートラル」、なごやかな印象をもたらす「リラクシング」、スパイスやレモンが際立つ「インスパイアリング」。3種を比較し、使う空間やシーンをイメージしながら香りを重ねる。嗅覚に導かれ、本能で感じる"いま必要な香り"を求めて......。

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あれこれ迷いながら、ベースノートとカスタムノートを1種類ずつセレクト。
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ビーカーにとり、ブレンドしていく作業は実験のようなワクワク感が伴う。
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ベースオイルには、どの香りにも南阿蘇産のオリジナルゼラニウムが配合されている。
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ブレンドしたオイルがゆらいで混ざっていく、その美しさまでも堪能。

参加者が作った香りはさまざま。「玄関用に、帰って来た時にほっとできる香りが出来上がった」という人がいれば、「睡眠時に使いたい香りを作った」という2名の完成品を確かめ合ってみると、全く違う印象に仕上がっていたり。「精油の香りだけで、こんなに深みのある香りが作れるとは」という感嘆の声もあがっていた。

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ディフューザー作りに集中した後は、ティータイム。隣接するリバイブ キッチン スリー ヒビヤの特製キャロットケーキと、南阿蘇でとれたカモミールジャーマンやゼラニウムのハーブティーでひと息。

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南阿蘇のガーデンで育てたハーブを用いたブレンドティーとともに、リバイブ キッチン スリー ヒビヤでも人気のメニュー、キャロットケーキを。この日は特別にハーフサイズで提供。

ショップ内では3月20日に発売となったブランド誕生15周年を記念した特別なフレグランス、スリー エッセンシャルセンツの限定3種の香りが、南阿蘇の畑からやってきた植物や土とともにディスプレイされていた。この香水は国産精油のみで調香され、それぞれ「薄明」「残夜」「宵」という時のグラデーションを表している。

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時の移ろいに思いを馳せながら、国産精油の透明感ある香りに酔いしれる。
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原料であるフレッシュなハーブの香りと、その精油を使ったフレグランスを一気に楽しめる設えがユニーク。

精油の魅力を知り、ひとりひとりが本能に響く香りと触れ合ったひととき。アロマリウム スリーでは、ディフューザー クラフトのワークショップを毎日体験できるほか、オリジナルのアロマアイテムを作るワークショップも毎月開催中。精油を通じて感性と知性が刺激される場へ、ぜひ足を運んでみては?

アロマリウム スリー
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 2F THREE HIBIYA
https://www.threecosmetics.com/shop/aromarium-three/

●アロマブレンド ディフューザー クラフト ¥5,500(リフィルの場合 ¥3,850)
※予約優先、公式サイトから予約可能

photography: Aya Kawachi

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