美人のための課題図書Vol.2 美意識を育むキレイの哲学書

Beauty 2019.09.26

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メイクのHow toやスキンケアの知識を直接的に語っているものでなくても、美容に対する意識が180度変わったり、生き方そのものに変革をもたらしたり、書籍を通じて美の偏差値はいくらでも高めることができる。美人のための課題図書、2回目は「キレイの哲学書」。フィガロジャポンの美容アンバサダー、ボーテスターが推薦する、美意識アップの書籍をご紹介。

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長沢 節著 『大人の女が美しい』
選者・ビューティエディター/ライター 松本千登世
   女優/モデル 青柳文子

日本の若さ礼賛文化への批判が痛快。むしろ大人のほうが素敵、そう思わせてくれる。(松本)

通っていたアートスクールの創始者の長沢節さん。80年代はじめにこの価値観を持っていたなんて、と唸ります。20代はじめ頃にこれを読み、女性としての外見だけでない、美意識や恋愛観をビシッと変えてくれました。(青柳)

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『大人の女が美しい』長沢節著 草思社刊 ¥702

若くて可愛いだけの女なんて、もう、つまらない……。年齢を重ねるごとにエレガントで知的な魅力が増してゆく「大人の女」論についてじっくり語る。恋愛、ファッション、マナー、メイクにおける美意識、愛と自由の両立など、自由な女性の生き方を綴ったエッセイ集。時代を超えて読み継がれる名著。

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下村一喜著 『美女の正体』 
選者・ビューティエディター 安倍佐和子

ジェンダーフリーな視点で女の秘密をきりとった一冊は、女では描けない観察眼が目から鱗。よくある美の指南書ではなく、人の記憶に残る美しさの本質を追求している。(安倍)

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『美女の正体』下村一喜著 集英社刊 ¥1,512

美の門番を自認する耽美派カメラマンが、20年以上の撮影を通して発見した美女の秘密。実名で登場する女優たちのエピソードと文化・芸術論とがスリリングに交錯し、「日本の美女論」について独自の視点で語る。年齢不問、全女性へのエールがここに集約。美女をとことん知りつくした著者渾身の一冊。

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松本千登世著 『結局、丁寧な暮らしが美人をつくる。』 
選者・uka代表/ネイリスト 渡邉季穂

日常に寄り添ったそれぞれのストーリーが、ハートにグサッと突き刺さる。これを読むと、毎日の生活の中で千登世さんの言葉を思い出す瞬間が多々あります。(渡邉)

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『結局、丁寧な暮らしが美人をつくる。』松本千登世著 講談社刊 ¥1,296

美人の気配を育てる83のストーリー。美しい人は日常の中の「大切にすること」が違う。一生涯「面倒臭い」を口にしない、幸せは「質」より「量」、ごみ箱のごみは毎日捨てる、記憶の中でシワが消えていく人、寿司屋に連れて行きたい女の条件etc……。フィガロジャポンのボーテスターの松本千登世が、美人の秘密を紐解く。

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池谷裕二著『脳には妙なクセがある』 
選者・ビューティエディター/ライター 松本千登世

脳の指令が先でなく、身体の刺激が先。読めば読むほど、美容の重要性がわかる気が。(松本)

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池谷裕二著『脳には妙なクセがある』 新潮社刊 ¥723

コミュニケーション最強の武器となる笑顔は、楽しいを表すのではなく、“笑顔を作ると楽しくなる”という逆の因果関係が働いている……。脳が身体行動に感情を後づけしているということを、わかりやすく解説。人間の脳の本性である「クセ」を理解し、快適に生きるための知恵を、気鋭の脳研究者が語る。

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