印象的な視線を演出、シャネルのサイドパーツヘアに注目!
Beauty 2021.05.21
シャネルのクルーズコレクションで気になったディテールといえば? 額にかかって片目を隠す“横流しヘア”が生むのは、謎めいた視線だ。
5月4日、レ・ボー=ドゥ=プロヴァンスの「キャリエール・ドゥ・リュミエール」で行われたシャネルのショー。発表された2021−22年クルーズコレクションは、黒と白のグラフィックな効果の対比がポイントだ。ロックな気分を求めたアーティスティック ディレクターのヴィルジニー・ヴィアールが描いたシャネル・ガールたちには、反抗的な気分が漂った。
その気分は、ビューティ、特にヘアスタイルにも表現されていた。ショーの後に心に残ったディテールといえば、額にかかり、片目を覆ってしまうサイドパーツのヘアだ。
ダミアン・ボワシノが提案するこのスタイルは、単にディテールにとどまらず、アシンメトリーなグラフィック効果を狙ったもの。カーボンブラックのアイライン(スティロ ユー ウォータープルーフ N 88)、唇のビジューピアスと共鳴して、さらなる効果を生んだ。
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ビジューバレッタで両目を見せているルックもあったが、ほとんどはこのアシンメトリーなスタイル。羽根やパールのカチューシャでさらに強調されていた。
応用しやすく、遊び心のあるヘアスタイルだ。ショーの舞台では、ショートからウルトラロング、ボブからロングウェービーマまで、どんな長さやカットにも対応できることを証明してくれた。
スタイリングのポイントは、かなりサイドに寄った位置にきっちり分け目をつけること。真似して瞳を隠したくなること請け合いだ。
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text:Justine Feutry (madame.lefigaro.fr)