サンダルの季節のために、きれいな素足を作る3ステップ。

長年セレブリティたちの足のケアをしてきたバスティアン・ゴンザレスが、ステイホーム期間に最適な足の角質ケアを紹介する。

きれいな足になるための方法とは？　photo: Anut21ng / iStock

セレブリティの美の秘訣を、バスティアンが教えてくれる！　ペディキュアと、足そのものの美しさや健康のためのフットケアを組み合わせた彼のノウハウは、世界各地のリュクスなリゾートやスパで大流行している。ロックダウン中のニューヨークに滞在するバスティアンが、3つのステップで幸せな足を手に入れる方法をアドバイスする。

1. 爪をデトックスする

「足を常に乾いた状態に保ちましょう。まず、爪を切ることから始めます（ただし、あまり切り過ぎないで）。理想的には、爪切りニッパーを使用します。次に、わずかに丸めな形を描いて、優しくファイリングします。ガラス製の爪やすりがおすすめです。もし手元になければ、紙製を使い、決して金属製の爪やすりは使用しないこと。最後になめらかにするため、4面ブロックバッファーかシャモワ革（山羊の一種シャモワの革）で爪の表面を磨きます」

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2. 角質のゴマージュ

「ここでは決して足を乾燥させないでください。エモリエント効果のあるお湯に足を10分間浸し、肌の準備ができたら、粗いゴマージュでケアしたい部分をよくマッサージします。粗塩や砂糖に少量の植物油を混ぜて、自分でゴマージュを手作りしても構いません。または、かかと用のやすりを使いましょう。しかし、強くこすり過ぎないように注意し、熱や刺激を感じない程度にして、一定方向に動かして使いましょう。また、可能であれば電動歯ブラシで溝（爪の外側）をきれいにすることを忘れないでください。甘皮がたくさんある場合にのみ、ツゲのウッドスティックで甘皮を押し上げますが、爪の形を傷つけないように優しく行いましょう。角質がひどかったり、タコがあったりする場合には、足にグリコール酸を塗って靴下を履き、ひと晩置きます。自分で刃物やメスを扱わないでください。足をよく乾かしたら、オイルを一滴垂らして爪をマッサージします（少しプッシングして）。アプリコットオイルもよいですし、オリーブオイルは最適です」

3. 足を柔らかくする

「最後に、栄養豊富なクリームかバームを使い、弾力をもたらし、足を動きやすくします。親指を使い、つま先一本一本を引っ張って離すような感じでマッサージしたら、人差し指を使ってつま先、足の裏、かかとを揉みます。躊躇せず、しっかり揉んでほぐしましょう。次にしっかり手をスライドさせて土踏まずをほぐします。マッサージ用のスパイクボールやスカッシュボール（テニスボールよりおすすめ）、麺棒などを転がしてもよいでしょう」

バスティアンは、パリのデパート、ボン・マルシェとオンラインで販売されるオリジナル高級フットケアライン「Révérence de Bastien」を立ち上げた。