こんにちは、編集KIMです。
本誌8月号(6/20発売号)では香りの特集があります。
昨今、香りって自分が外出する時につけるだけではなくて、自分が癒されるために家で使ったり、人を招く時に目にも美しいディフューザーやキャンドルなど、使い方はさまざま。その多様性と香りの効能にも触れた内容です、お楽しみに!
個人的に気になるのは、品格のある香らせ方。4月3日に発売されたモルトンブラウンの新フレグランス、スエードオリス コレクションは、それを感じさせてくれました。
トップはマンダリンのシトラスなさわやかさ。ハートノートでオリス(アイリス)ジャスミンやローズが香ります。ベースのパチョリがなんとも品がいいのです。スエードオリス バス&シャワージェル 300ml ¥3,888、同 ボディローション 300ml ¥5,832/ともにモルトンブラウン(モルトンブラウン ジャパン)
こちらはバスタイムアイテムですが、オードトワレと、ヘアミストもあります。初夏は、髪の毛からふわっと香りが立ち上がるのもとても好印象!
入浴時、使用しているアイテムの香りいっぱいにバスルームが包まれるのも魅力的ではありますが、モルトンブラウンの製品は、節度のある香り方が実に奥深くてちょうどいいのです。香りが強すぎると少しアタマがクラクラしちゃこと、ありますよね? そういうことが全くなく、だからこそ、ユニセックスで使える心地よさも。
このスードオリスはアイリスが基調になっています。美容界では、いま再びアイリスの香調や、その成分がスキンケアにも起用されたりと注目の原料でもあります。イタリアのフィレンツェがアイリスで有名なのですが、かつて革製品の手袋の匂い消しにアイリスの香りが使われていたという歴史が、今回この製品を作るにあたり、調香師のイマジネーションを刺激したそう。
私がモルトンブラウンに心惹かれたのは、もう20年近く前になりますが、取材で訪れたカリブ海のアンギラという島のアメニティに選ばれていたことからです。ハリウッドセレブも常宿にするような素敵なリゾートでしたが、シンプルなモルトンブラウンのパッケージがマッチして絶妙でした。
こちらのスエードオリス コレクションだけでなく、モルトンブラウンはラインが豊富で香りのバリエーションもたくさん! 丸の内のショップがもっとも多くの種類が揃って、世界観を直球で味わえると思います。
エリザベス女王からロイヤルワラントを賜った英国発信の知的な香りを、ぜひ堪能してください。初夏から夏に向けての新しい香り探しの候補にも最適です。
モルトンブラウン ジャパン
tel:03-3660-7996
www.moltonbrown.co.jp
モルトンブラウン新丸ビル店
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 3F
tel:03-3287-7175