先日、白濱イズミさんに新プロジェクト「ikaw(イカウ)」について取材させてもらった編集TIです。スキンケアオイルのローンチとともに始まったイカウですが、彼女はビューティブランドを作りたいわけではなく、肌というものがその人自身に伝えるメッセージに着目しているといいます。
肌の調子がよくなると、気持ちが明るくなったり、心に余裕が生まれる。そのことが、目線を外に向けるきっかけとなり、新たな物事との出合い、関心に繋がっていくのではないか?と。
かつて、ひどい肌荒れをしてしまった時には、スキンケアのたびに肌に向かって「頑張れ、頑張れ」と声をかけ、コミュニケーションをとっていたら、肌コンディションが改善したんですよ。とも話してくれました。
そんな白濱さんのエピソードを聞きながら思い出したのは、私自身がマスク生活の中で感じた、肌との対話の重要性。
少し前、頬やあごに連鎖的に吹き出物ができてしまった時のこと。ちょうどマスクの縁と接しているあたりだったので、あれこれ調べて、擦れが原因かな?と、とにかく低刺激のスキンケアを選択。それでも改善がみられないので、どうしたことか……と、鏡でじっくり自分の肌を観察してみたのです。すると、以前に比べて毛穴に詰まりがあるような。もしかして、擦れが原因ではなく、ターンオーバーがうまくいっていないのでは?と、まずクレンジングや洗顔を見直して、不要な角質や汚れを取ってくれるようなケアにチェンジしたところ、あっという間に吹き出物が消え、肌コンディションが戻りました!
「マスクで肌に負担がかかっているから」という思い込みで、とにかく低刺激!と過保護になり、肌からのメッセージを受け取ろうとしていなかったことを反省……。
コスメに限らずですが、コロナ禍以降、メディアもSNSも情報があふれ返っていて、自分にとって必要なものを選び取る力が本当に問われているなと感じます。迷った時、悩んだ時、すぐ検索しちゃう前にひと息置いて、まずは自分自身との対話だな、と思った出来事でした。
ちなみにですが、私の肌トラブルを改善してくれたのは、こちらのアイテムたち。もしも同じようなお悩みがある方は、参考にしてみてください。
左:入浴剤で知られるバースのパウダータイプの洗顔料。水を加えて使います。多孔質構造の天然サンゴと細かな粒子の海泥が、毛穴の汚れや古い角質を吸着してオフ。海洋成分由来のミネラル&アミノ酸により、潤いまでも得られます。中性重炭酸が汚れを落としながら肌の巡りもよくしてくれるので、洗い上がりの透明感も◎。バース 中性重炭酸洗顔パウダー(10包入り)¥1,320/TWO
右:人気のクレンジングオイルに、植物由来成分配合の自然派タイプが仲間入り。ユズの香りに癒やされながら、リッチな肌当たりにもうっとり。肌の潤いを守りながら、すっきりと、くすみまで取り去るような洗い上がりがうれしい! ボタニック クレンジング オイル 450ml ¥12,650/シュウ ウエムラ
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