クリームスープのランチとピカソ・ジャコメッティ展
北マレ地区で回らなければいけないお店が5軒あった。
ちょうどいい、ピカソ美術館に行こう!と決め、
前日に予定を立てて、翌朝。
起きたらとても寒くて、スープが食べたい気分に。
それで、回る予定の1軒でもあったビストロ、
ル・ルペール・ドゥ・カルトゥーシュ
(8, bd de Filles du Calvaire 75011)でランチを食べよう
と思い立った。あそこだったら、必ずスープがある。
果たして、やっぱりスープはあった。
それも、とろ~っとしたかんじのものが。
フォアグラ入りのパネ(白にんじん)のスープ。
メインにはビゴール豚のシードルソースがけを選んだ。
スープは望んでいた、思い描いたとおりのもので、
すっかり体はあたたまり、気持ちも満たされた。
のだけど、続いて出てきた豚肉が……ほくほく顏を
さらにほころばせる一品で。私はお酒が強くなく、
すぐに顔が真っ赤になってしまうので、そのあとも
用事が多かったこの日は、ワインを頼んでいなかった。
のに、結局注文してしまった。おいしかったなぁ。
酔いが覚めるのを待って、お店を出た。
ピカソ美術館までは、歩いて6〜7分。
目当ては1月まで開催のピカソージャコメッティ展。
テーマごとにふたりの作品が並べて展示されていて、
それは面白かった。自画像が対になっていたり、
ピカソの猫とヤギと、ジャコメッティの犬が
列をなすようにいっしょに置かれていた。
仕事の合間に、ずいぶんと充実した寄り道だったな。
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