パリ街歩き、おいしい寄り道。

メンジスキー美術館と、メゾン・ピシャール。

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15区にあるメンジスキー美術館がこの年末で閉館、
というのを知り、行ってみることにした。
サイトを見ると、マレ=ステヴァンスによる建築物
とあって、より惹かれた。家のわりと近所に、
彼の建築が並ぶ、彼の名のついた通りがあるのだ。
そこはどこも個人宅で中には入れないので、
マレ=ステヴァンスの建築の中に入ってみたかった。
行ってみるととても控えめな入り口で、表通りから
奥に入った突き当たりにあった。
藤田嗣治やベルナール・ビュッフェなどの、
1950年前後の作品が並んでいたけれど、
やっぱりどの絵画よりも、空間に惹かれた。


美術館を出て、向かうはパン屋さん、ピシャール
(Pichard 88,rue Cambronne 75015 Paris)。
夕方になるといつも行列ができているのだけど、
やっぱりこの日もたくさんの人が並んでいた。
うすーいりんごのタルトとクロワッサンを買おう
と思っていたのに、クグロフを見たら
そうだったここのはおいしかった!と思い出し、
予定変更。翌日、朝ごはんで満喫した。
(写真は、朝ごはんブログの方でご紹介してます)

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川村明子

文筆家
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
朝の光とマルシェ、日々の街歩きに日曜のジョギングetc、日常生活の一場面を切り取り、食と暮らしをテーマに執筆活動を行う。近著は『日曜日はプーレ・ロティ』(CCCメディアハウス刊)。


Instagram: @mlleakikonotepodcast「今日のおいしい」 、Twitter:@kawamurakikoも随時更新中。
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