パリ街歩き、おいしい寄り道。

パリ郊外のブロカント市と、ステック・フリット。

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凱旋門から郊外線RER Aで10分ほどで着く
Rueil Malmaisonで、3月19日まで開催の
大規模なブロカント・アンティーク市
Foire de Chatou”に行ってきた。
入場料6ユーロを払って、会場に入ると、
ずらーっとスタンドが並んでいる。
そんなに買うつもりはなくて行ったのに、
状態のよいものがたくさんあり、予想外に
買ってしまった。
1900年頃のクリスタルのグラス、
1860年頃のジアンのクルーズ皿、
1940年頃のサルグミンヌのお皿、
などなど、大収穫。(収穫物はこちら
会場内は飲食のスタンドも充実しており、
途中あまりにおなかが空いて、
鴨のコンフィを崩して具にしたサンドイッチで
腹ごしらえをした。


本当は、お昼過ぎには切り上げて、
メトロ1番線フランクリン D. ルーズベルト駅
から徒歩3分ほどのところにあるサヴィ
ステーキを食べに行くつもりだったのだ。
でもチェックしたいスタンドがありすぎて
とても間に合わなかった。
そこで、ディナーに行くことにした。
骨髄が食べたかった友人はアントルコートを、
私は仔牛のレバーを注文。
このお店のフライドポテトは、とても細い。
冷めてもおいしくて、塩味の芋けんぴのような、
食べだしたら止まらないものだ。

とーっても充実した1日だった。問題は……
買ったものをどこにしまうんだ?
収納場所を作らなくちゃー。

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川村明子

文筆家
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
朝の光とマルシェ、日々の街歩きに日曜のジョギングetc、日常生活の一場面を切り取り、食と暮らしをテーマに執筆活動を行う。近著は『日曜日はプーレ・ロティ』(CCCメディアハウス刊)。


Instagram: @mlleakikonotepodcast「今日のおいしい」 、Twitter:@kawamurakikoも随時更新中。
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