パリ郊外と、北の街アミアンの大ブロカント市へ。
9月22日〜10月1日でパリ郊外で催されていた
古物市、Foire de Chatouに行ってきた。
年に2度開催のこの市は、500軒ほどが出店し、
状態のよいものが見つかる。
春に訪れたときにうれしい収穫があったのだ。
今回は、レストランをオープンする友人の店で使う
食器を探すことが目的として加わり、
東京からやってきた別の友人と、
前回よりも本気度を増しての再訪だった。
やはり、きれいな状態のものが多い。
結局自分用のお皿は1枚買ったのみだったけれど、
買い付けは十分にできた。
10月1日の日曜日は、パリから140kmほど離れた
北の街、アミアンで大蚤の市があった。
こちらも年に2回の開催なのだけれど、
いずれも日曜日たった1日だけで、
オフィシャルサイトによれば、来訪者は8万人、
出店数は2,000(うち700ほどがプロ)という
本当に大規模な蚤の市だ。
去年の秋に続き、春も行くつもりだったのが、
パリマラソンと同日開催で行けなかった。
(パリマラソンに登録していたので。完走しました)
で、今回は気合を入れて、前日入りすることに。
買い付けのプロたちは、朝5時から動き出し、
明るくなる頃にはもうすでによいものは売れている、
というのを前から聞いていて、
夜明け前の宝探しをしてみたかった。
前夜は、駅からほど近いところにあるレストラン、
Le Bouchonへ。
豚足をほぐしてカリッと焼いたものや、
ブランケット・ド・ヴォー(仔牛のシチュー)、
鶏の黄ワインソースなど伝統料理でおなかを満たし、
翌朝は5時起床。6時半にいざ出陣。
懐中電灯を翳しながら物色している人たちが、
結構いた。9時半過ぎにパリからの電車が着く前に
できる限り見よう!と、寒いなか頑張った甲斐あり、
9時を回る頃には、だいぶ満足の行く買い物が
できていた。それで、やっと朝ごはん休憩。
身体も温まったところで、荷物を置きにホテルへ戻り
チェックアウトをして、少しゆったりした気持ちで
再出発した。でも、後半は収穫なし。
ただ、おかげで大聖堂を訪れる時間が持てた。
フランスで最も高く、室内空間も最も大きいらしい。
端正な佇まいっていう印象の大聖堂だったなぁ。
ゆっくりと時間を過ごしたら、気持ちが静まった。
この日は結局、買い付けのお皿のほか、自分用にも
お皿を数枚に、サイドテーブルを購入
(写真はインスタグラムにあげています)。
夜明け前の宝探し、またしたいな。
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