カレットの朝ごはんと、アアルト展。
先週は渡仏20年記念で、毎日お祝いごはんが続いた。
これからのことをいつも以上に考える中で、
落ち着いた時間を過ごしたくて、ちょっとゆったりと
朝ごはんを食べようとトロカデロにあるカレットへ。
と思っていたけれど、イースターの週末を前に、
店内は大混雑。それでも運良く端っこのテーブルが
空いたので、そこに座る。
ヴィエノワズリーを選べる朝ごはんセットを頼むと、
あいにく、すでにクロワッサンは売り切れ。
代わりにパン・オ・ショコラにした。
カフェ・オ・レはコーヒーとミルクが別々のポットで
出てくるのがうれしい。
隣の人が頼んだパン・オ・レザンを横目に見たら、
巨大で、ナイフとフォークで切って食べていた。
あれはまだ食べたことがない。今度頼んでみよう。
カレットに行きたかったのは、シテ建築遺産博物館で
始まったアルヴァ・アアルト展にも寄りたかったから。
数年前に訪れた、フランスに現存する唯一のアアルト
建築、ルイ・カレ邸(maison Louis Carré)で、
建物も家具もいっぺんに好きになってしまい、
この企画展をとても楽しみにしていたのだ。
ルイ・カレ邸は家具もすべてアアルトがこの家のため
にデザインしたもので、それら家具も含めての設計図、
それにランプや椅子も展示されていた。
建築物の写真はどれも同じ写真家によるものだったの
だけれど、写真がとてもよかったなぁ。
私は、家の設計図を見ながらいろんな想像をするのが
子どもの頃から好きで、こういう展覧会ではもう無意識
に空想にふけっている。
気づけば、かなり時間が経っていた。
アアルト建築巡りに、フィンランドに行きたくなった。
*お知らせ*
スリランカ紀行、第3弾が今週土曜日(4月7日)に公開予定です。
ゲストハウスから、ジェフリー・バワ建築のホテルに
移動して過ごした6、7日目の旅行記です。
お楽しみに!!
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