パリ街歩き、おいしい寄り道。

30時間のロンドン滞在記。

DAY 1

IMG_E4573-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4576-akikokawamura-181003.jpg

私用があり1泊でロンドンへ。
用事は夜だったので、お昼前に着くユーロスターで向かい、ランチも楽しんで、お茶をしながら仕事しようと出発した。
なぜかその日だけホテルがどこもいっぱいで、見つかっても通常の3〜4倍の値段。(涙)
たった1泊だったので夜の予定にも便の良い、中心地で取ろうとしたものの泊まりたかったところはいずれも空いておらず……ユーロスターの駅から近くて、Marylebone high streetまで行きやすいDorset Square Hotelにした。
同系列のCharlotte Street Hotelが好きで何度か泊まっている。Dorset Squareの規模はだいぶ小さく、お部屋も狭いけれどテイストは同じだった。

IMG_E4579-akikokawamura-181003.jpg

さっそくお昼を食べに出かける。
とってもお天気がよく、Marylebone High Streetにあるコンランショップの前の公園も光がキラキラしていた。

IMG_4595-akikokawamura-181003.jpg

今回はクラシックなイギリスらしいものを食べたいなぁと思い、お昼は、久しく食べていなかったフィッシュ&チップスしようと決めていた。
ホテルから徒歩圏内にある老舗のTHE GOLDEN HINDへ。
タラ系のお魚にすると途中で飽きてしまいひとりで全部は食べきれないので、カレイにした。
カリッと揚がっているところにモルトヴィネガーをじゃばじゃばかけて食べる。

IMG_4596-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4597-akikokawamura-181003.jpg

あまりに気持ちのよいお天気で、腹ごなしに少しだけお散歩をすることにした。
やるべきことが溢れていて本当はそんな時間なんてないはずなのに、ちょっと日常を離れると少し気持ちがほぐれる。

IMG_E4598-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4601-akikokawamura-181003.jpg

パリとは趣の異なる街並みを歩いて、いい気分転換ができたところで、The Providoresに。
夜は食べない予定だったから、コーヒーとバナナクリームの入ったパンをおやつに注文。
PCを広げて予定の時間までさくさく仕事をして過ごした。

 

DAY2

IMG_E4611-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4613-akikokawamura-181003.jpg

翌朝は9月20日にNeal’s YardにオープンしたばかりのSt. John Bakeryへ。
レモンクリームの入ったSt. Johnのドーナッツが大好きで、それがロンドンの中心地でも買えるようになったのは本当に嬉しい。
シナモン・バンと、帰りのユーロスターでも食べる分のドーナッツを買った。

IMG_E4614-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4617-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4618-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4623-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4624-akikokawamura-181003.jpg

Neal’s Yardで朝ごはんを食べようかまよった末、やっぱりすぐにシナモン・バンとドーナッツをひとつ食べたくて、Monmouth coffeeに行く。
ちょうど外のベンチが空いていたからそこで食べることにした。
アイシングはかかっておらず、中にシナモンシュガーが巻かれただけのシンプルなシナモン・バンは、くどくなくてすごく好みだった。
ドーナッツは、バニラクリーム、ラズベリージャム、レモンクリームを買ってバニラから食べた。このドーナッツは本当においしい。
そしてマグカップでコーヒーを飲むのが私は好きだ。

IMG_E4625-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4627-akikokawamura-181003.jpg

朝ごはんを食べ終えて、スモーキー・アール・グレイを買いにフォートナム&メイソンに向かう。
パリでも、フォートナム&メイソンの紅茶は数種買えるけれど、スモーキー・アール・グレイは売っていない。
前回のロンドンでは見つからなくて買えずに帰った。
それをロンドンに住む友人に話したら、「箱入りはなくても、たぶん量り売りのコーナーならあったと思うよ」と教えてくれ、その後パリに遊びに来るときに買ってきてくれた。
袋詰めのほうが鮮度も良いし、かさばらないから、今回は3パック購入。他にもクラシックなアール・グレイにチャイも量り売りで買った。

IMG_E4630-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4637-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4642-akikokawamura-181003.jpg

荷物が増えてしまい、ドーナッツが潰れるのが嫌だったので一度ホテルへ荷物を置きに戻り、再度出発。
ランチに考えていたお店があったのだけれど、たまたま Trishnaの前を通りかかったら、どうにも味を思い出してしまい、ひとりだしどうしようかなぁと少しためらったものの、予定を変更して入ることにした。
Trishnaはインドレストラン。雰囲気が素敵で、ここでお食事をするためにロンドンに来たい、と思うくらいおいしい。
ランチは今回が初めて。ビジネスマン用に、クイックランチコースがあり、それを頼んだ。
ああいうモダンインド料理はパリにはないんだよなぁ。

IMG_E4652-akikokawamura-181003.jpg

IMG_E4655-akikokawamura-181003.jpg

旅先によって、ここに行ったらこれを買う、と決めているものがあり、たとえばニューヨークに行ったらナイキのスニーカーを新調する。
自分が好んで使っている何かの本店がある街なら、そこでお買い物をする。
ロンドンではここ数年、スマイソンのノートを買うことに決めている。
食べ歩きのメモをとっている“Travels and Experiences”があと数ページで終わってしまうので、次に使うものを買った。
珍しく、赤に。イニシャルも入れてもらった。

川村明子

文筆家
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
朝の光とマルシェ、日々の街歩きに日曜のジョギングetc、日常生活の一場面を切り取り、食と暮らしをテーマに執筆活動を行う。近著は『日曜日はプーレ・ロティ』(CCCメディアハウス刊)。


Instagram: @mlleakikonotepodcast「今日のおいしい」 、Twitter:@kawamurakikoも随時更新中。
YouTubeチャンネルを開設しました。

ARCHIVE

MONTHLY

Business with Attitude
コスチュームジュエリー
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.