
30時間のロンドン滞在記。
DAY 1
私用があり1泊でロンドンへ。
用事は夜だったので、お昼前に着くユーロスターで向かい、ランチも楽しんで、お茶をしながら仕事しようと出発した。
なぜかその日だけホテルがどこもいっぱいで、見つかっても通常の3〜4倍の値段。(涙)
たった1泊だったので夜の予定にも便の良い、中心地で取ろうとしたものの泊まりたかったところはいずれも空いておらず……ユーロスターの駅から近くて、Marylebone high streetまで行きやすいDorset Square Hotelにした。
同系列のCharlotte Street Hotelが好きで何度か泊まっている。Dorset Squareの規模はだいぶ小さく、お部屋も狭いけれどテイストは同じだった。
さっそくお昼を食べに出かける。
とってもお天気がよく、Marylebone High Streetにあるコンランショップの前の公園も光がキラキラしていた。
今回はクラシックなイギリスらしいものを食べたいなぁと思い、お昼は、久しく食べていなかったフィッシュ&チップスしようと決めていた。
ホテルから徒歩圏内にある老舗のTHE GOLDEN HINDへ。
タラ系のお魚にすると途中で飽きてしまいひとりで全部は食べきれないので、カレイにした。
カリッと揚がっているところにモルトヴィネガーをじゃばじゃばかけて食べる。
あまりに気持ちのよいお天気で、腹ごなしに少しだけお散歩をすることにした。
やるべきことが溢れていて本当はそんな時間なんてないはずなのに、ちょっと日常を離れると少し気持ちがほぐれる。
パリとは趣の異なる街並みを歩いて、いい気分転換ができたところで、The Providoresに。
夜は食べない予定だったから、コーヒーとバナナクリームの入ったパンをおやつに注文。
PCを広げて予定の時間までさくさく仕事をして過ごした。
DAY2
翌朝は9月20日にNeal’s YardにオープンしたばかりのSt. John Bakeryへ。
レモンクリームの入ったSt. Johnのドーナッツが大好きで、それがロンドンの中心地でも買えるようになったのは本当に嬉しい。
シナモン・バンと、帰りのユーロスターでも食べる分のドーナッツを買った。
Neal’s Yardで朝ごはんを食べようかまよった末、やっぱりすぐにシナモン・バンとドーナッツをひとつ食べたくて、Monmouth coffeeに行く。
ちょうど外のベンチが空いていたからそこで食べることにした。
アイシングはかかっておらず、中にシナモンシュガーが巻かれただけのシンプルなシナモン・バンは、くどくなくてすごく好みだった。
ドーナッツは、バニラクリーム、ラズベリージャム、レモンクリームを買ってバニラから食べた。このドーナッツは本当においしい。
そしてマグカップでコーヒーを飲むのが私は好きだ。
朝ごはんを食べ終えて、スモーキー・アール・グレイを買いにフォートナム&メイソンに向かう。
パリでも、フォートナム&メイソンの紅茶は数種買えるけれど、スモーキー・アール・グレイは売っていない。
前回のロンドンでは見つからなくて買えずに帰った。
それをロンドンに住む友人に話したら、「箱入りはなくても、たぶん量り売りのコーナーならあったと思うよ」と教えてくれ、その後パリに遊びに来るときに買ってきてくれた。
袋詰めのほうが鮮度も良いし、かさばらないから、今回は3パック購入。他にもクラシックなアール・グレイにチャイも量り売りで買った。
荷物が増えてしまい、ドーナッツが潰れるのが嫌だったので一度ホテルへ荷物を置きに戻り、再度出発。
ランチに考えていたお店があったのだけれど、たまたま Trishnaの前を通りかかったら、どうにも味を思い出してしまい、ひとりだしどうしようかなぁと少しためらったものの、予定を変更して入ることにした。
Trishnaはインドレストラン。雰囲気が素敵で、ここでお食事をするためにロンドンに来たい、と思うくらいおいしい。
ランチは今回が初めて。ビジネスマン用に、クイックランチコースがあり、それを頼んだ。
ああいうモダンインド料理はパリにはないんだよなぁ。
旅先によって、ここに行ったらこれを買う、と決めているものがあり、たとえばニューヨークに行ったらナイキのスニーカーを新調する。
自分が好んで使っている何かの本店がある街なら、そこでお買い物をする。
ロンドンではここ数年、スマイソンのノートを買うことに決めている。
食べ歩きのメモをとっている“Travels and Experiences”があと数ページで終わってしまうので、次に使うものを買った。
珍しく、赤に。イニシャルも入れてもらった。
ARCHIVE
MONTHLY