Blog

  • HOME
  • BLOG
  • パリ街歩き、おいしい寄り道。
パリ街歩き、おいしい寄り道。

ルイ・ヴィトン財団美術館と、オニオンスープ。

IMG_0787-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0791-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0794-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0795-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0797-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0799-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0802-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0805-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0806-akikokawamura-190612.jpg

ぷわぁ〜っと飛び立ちたいような気持ちになると、ルイ・ヴィトン財団美術館に行こう、と思う。
見応えがありそうな展覧会も開催中だったから、連休の合間に行くことにした。
前回訪れたエゴン・シーレ&バスキア展のときも大変な混雑に驚いたけれど、今回の『コートールド展』もけっこうな混みようだった。
イギリスの美術蒐集家コートールドによるコレクションは、マネの作品から始まる印象派が中心の展示で、そこかしこに人だかりができていた。
私は実は、それほど印象派の絵画に惹かれない。
それが、コレクション、そしてキュレーションによるのか、はたまた自分が変わったのか、実に引き込まれる作品が多く、たびたび足を止めて見入りながら進んだ。
マネに続いて、ルノワールの春を描いた作品の美しさにも思わず立ち止まり、モネのサン・ラザール駅にはその時代の喧騒を想像した。
ドガの踊り子も、ここで展示されていた作品はとても好きだった。ロートレックの、あぁこういう女性いるよねぇと思える絵画のあとに、セザンヌの手紙と、サント・ヴィクトワール山の水彩画、ゴーギャンの版画をじっくり観て、最後の展示室にあったのはターナーの水彩画。
来て本当によかった、と得した気分になれる企画展だった。


なんだかうれしくなって、そのままテラスに向かった。風が吹いていてもいなくても、ここに来ると風を感じに旅に出たくなる。
今年後半、行きたいと考えている旅先はすでにあるのだけれど、その前に、“あぁやっぱりあそこに行こう”とある場所が思い浮かんだ。
近いうちにいけるといいなぁ。
LV財団コレクションも展示中で、いくつか見たいアーティストの作品があったので、楽しい気持ちのまま館内へ戻る。
いちばん見たかったリヒターは、最近の作品の中にひとつだけ、60年代に制作されたものがあった。
これくらい広い空間に展示されると距離を置いて観ることができてうれしい。
草間彌生のミラールーム、最後にスーラージュの作品をじっくり。誕生年が1919年と記されていて、現在99歳と知り驚く。
展示されていたものは2002年の制作。82歳で作ったのか……と思ったら、なんだか呆気にとられた。
閉館の案内が流れる中、ミュージアムショップへ。
「Le Journal」というLV財団美術館が発行している冊子が、大きさといい薄さといい紙といい発色といい、中の構成といい、帰り道、余韻に浸るのにとてもよい塩梅なのだ。
80ページで5ユーロにしては大充実の内容で、これまたとても得した気分になる。

IMG_0818-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0811-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0808-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0817-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0814-akikokawamura-190612.jpg

IMG_E0821-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0823-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0826-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0828-akikokawamura-190612.jpg

館内は少し冷房が入っていて、長くいたからか身体が冷えてしまっていた。
“今日はご褒美の休日”と思って、帰りにはカレットに寄ってクープ(パフェ)を食べるつもりでいたけれど、変更。オニオンスープにすることにした。いずれにしても、カレットへ。やっぱりご褒美気分だ。
もしかしたら夏になるとスープはないかしら?と思って聞いてみたら、1年中あるという。よかった。
クープは、次回。
この店のテーブルは、ちょうど膝くらいの高さに小さなバッグなら置ける台が付いている。
何かを置いたら忘れてしまいそうだから、実際に置くことはない。でも、このテーブルがとても好きなのだ。

IMG_0215-akikokawamura-190612.jpg

IMG_0836-akikokawamura-190612.jpg

川村明子

フードライター
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
台所に立つ時間がとても大事で、大切な人たちと食卓を囲むことをこよなく愛する。オペラ座でのバレエ鑑賞、朝の光とマルシェ、黄昏時にセーヌ川の橋から眺める風景、夜の灯りetc.。パリの魅力的な日常を、日々満喫。
Instagram:@mlleakiko、朝ごはんブログ「mes petits-déjeuners」も随時更新中。

ARCHIVE

MONTHLY

RELATED CONTENTS

BRAND SPECIAL

    BRAND NEWS

      • NEW
      • WEEKLY RANKING
      SEE MORE

      RECOMMENDED

      WHAT'S NEW

      LATEST BLOG

      FIGARO Japon

      FIGARO Japon

      madame FIGARO.jpではサイトの最新情報をはじめ、雑誌「フィガロジャポン」最新号のご案内などの情報を毎月5日と20日にメールマガジンでお届けいたします。