ナターレは愛を分かち合う時。感謝の波動が響き合う12月
早送りのごとく駆け足で過ぎ去った12月を振り返る。
ロウソクを灯してセージを焚いて、巻き戻し、巻き戻し‥‥‥。
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12月はみんなが楽しみにしているナターレ(クリスマス)の季節。枝がなくては始まらない。いつものように近所のドナートの森に、モミの木のほかナターレのお飾りに丁度いい枝をもらいに。
今年ははじめて門のところも飾ってみることにした。
赤い実や大きな松ぼっくりも一緒に。夜には小さな電飾が点灯して、より季節感が出るように。
12月6日は聖ニコラの日。サンタクロースの原型と言われる聖ニコラは、ドアの外に靴を置いておくと、5日の夜中に贈り物を届けてくれるという。これはイタリアではごく一部の地域の人たちに知られた習わしだけれども、ドイツ、ベルギーほか北欧では盛大に祝われる。
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翌朝、あったあった、プレゼント。ブーツの中にはクルミやアーモンド菓子などが。‥‥‥実は、夜中にロバたちがきて、ブーツに入っていたナッツやお菓子は袋ごと食べられてしまった。幸い少しだけ残りがあったのでよかったけれど。来年は明け方に来てもらわないといけなそう。
この木も外に置いておいたら食べられるだろうと思いきや、なんと食べられずにいる。ロバたちは毎晩キッチンのガラスのドアのところにやってくる。友だちのバールから数日たったブリオッシュをもらうようになり、それをあげるようになって以来1日も欠かさずにやってくるようになった。ブリオッシュがなくてニンジンだけあげた日には、不服なのだろう、ドアノブをかじって足踏みしていた。甘やかし過ぎたようだ。
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子どもたちと作ったというフィンガーフードもパーティ感溢れて素敵。
それは魔法のように雪が降った12月のある朝。アリーチェの自宅兼スタジオを初めて訪れた。
感情は喜びと同じ周波で、とても高い周波を発している。同じ周波を発するもの同士は共鳴することは、チューニングフォークを使った実験でも証明することができる。
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