
日本の伝統文化を身近に、心弾むワークショップの一日。
こんにちは、都田です!
木下着物研究所のコラム『"今こそ"着物"』は、2月のコラムが公開されています。
その中で触れていますが、所長の木下勝博さんが、研究所を構える鎌倉で、開催している「茶の湯ワークショップ 〜鎌倉で武家茶道に触れる〜」に参加しました。
ワークショップは、鎌倉で築100年という古民家で行われるため、まちがいなく、日本の伝統文化を身近に感じることができるはずと、心を弾ませて当日を迎えました。
掃き清められた道を通り、今でも、かつて商家であった雰囲気を残す研究所に入るとすぐに、女将の紅子さんがあたたかく迎え入れてくださいました。
この日の参加者は、すでにワークショップを1度経験した方、初めての方、茶道経験者といったメンバー。心地よい空間で味わうひとときの非日常をご一緒しました。詳しい内容は、ぜひ、コラムをお読みくださいね。
『今こそ"着物"』 暮らしと着物を楽しむコラム VOL.21
「日本文化に触れるひとときを鎌倉で過ごす "茶の湯ワークショップ"」
さて、ここからは、武家茶道「三斎流」のワークショップで体験した、忘れられない素敵な場面をお届けしたいと思います。
鎌倉駅前の喧騒から離れて静かなエリアに位置する研究所。中庭から届く明るさが印象的な茶室に迎え入れられると、つい時間を忘れそうになります。
そこでは、メッセージが込められたお茶碗でいただく一服、大切に育てられた椿が入る竹花入や茶釜を囲む鎌倉彫りの炉縁など細部にまで、勝博さんと紅子さんによるホスピタリティーに溢れていました。
私の着物、帯、小物は、お二人がこれまでに手がけられたもの。着方は、紅子さんのYouTubeチャンネルで復習しました。
真っ先に気づいてくださった紅子さんに、「素敵に着てくださって、ありがとうございます」と声をかけられ、心から嬉しくなりました。
和やかな雰囲気の中、テーブル席に場所を移して、ここでも勝博さんによる卓上でのお茶の点て方を体験します。初めて教わる武家茶道「三斎流」の点前に、一瞬たりとも気が抜けません。
そして、教わった所作で点てるお茶に合わせて、紅子さんお手製の鶯を模した干菓子「寒氷(かんごおり)」を味わいました。
早春を思わせる室礼とお二人によるおもてなしの素晴らしさに触れるワークショップでは、茶道や着物の魅力をたっぷりと体験することができました。
すでに大人気となったワークショップは、4月分まで満席なのだそうです!募集の状況は、サイトでご確認くださいね。
◯木下着物研究所
https://kinoshitakimono.com/
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@kimonolab
Instagram
https://www.instagram.com/benikokinoshita/
◯茶の湯ワークショップ〜鎌倉で武家茶道に触れる〜
https://kinoshitakimono.com/products/tea202501
ARCHIVE
MONTHLY