ふかふかの土を食べて、感じたこと、思ったこと。
こんにちは、都田です。本格的な夏を迎えて、海やフェスに忙しくなる季節ですが、先日、食と健康と美容が気になる人にはぴったりの場所に行ってきました。
写真右の藤田承紀さんは、ダンサー、そして菜園料理家として活躍しながら、千葉の畑で自然農法、有機農法で野菜を育てています。イタリアでシェフを務めた経験から、採れたての素材を使った手料理で食べる人を楽しませてくれます。 「育てる」「作る」「食べる」というシンプルで斬新なコンセプト。このサスティナブルな環境は、明るい話題を提供するし、藤田さんのファーマーズランチは、これからもっと人気が出るはずです。さらに驚いたのは、これまで抱いていた農業に関わる人のイメージとはちょっと違っていて、スタイリッシュな空気感が漂い、食や環境に関するタイムリーな話題が気軽に話せるところ。
農園に到着するとさっそく藤田さんは、どの野菜を、いつ植えて、どんな土で育てたのかを丁寧に教えてくださいました。
なかでも刺激的だったのは、初めて土を食べたこと。気になる味は、見た目の泥っぽさからは想像もできないほどふかふかで軽い口当たり、そして甘く、人参とのハーモニーはもう感動的!もちろんこの土は食用ではないので、落とし残しの土を少し口に含んだだけですが、これまで「土はたべられない」って決めつけて思い込んでいた意識が変わりました。
一見、雑草ばかりの個性を放つ農園だけど、限りなく自然な状態の土は、地球の生態系、植物、動物、そして私たちのつながりを守り、その持続性を保つ。オーガニックコスメに日々触れているにも関わらず、この農園で土に触れ、自ら収穫した野菜を食べたことで、わたしはその意味を初めて理解できました。
すばらしい農園と緑の風景を楽しんだら、サラダからデザートまで、藤田さんの作る洗練された特別ランチがいただけます。
the Organic小原壮太郎さん、高石明日香さん、秀明自然農法ネットワークの朝倉さんご一緒させていただき、ありがとうございました。
・藤田承紀さんのHP
http://fujitayoshiki.com/
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