オーガニックコンシャスな生活

秋の能登、"里山里海"を味わうフレンチレストランへ

こんにちは、都田です! かねてから話題になっていた石川県羽咋(はくい)市のレストラン「ラ・クロシェット」を訪ねてきました。日本海側沿岸で育った私も一度は訪れてみたかった能登半島にあります。前日まで関東は台風の影響下にあり出発できるのかドキドキしましたが、当日は見事に快晴です。今回も動画でさまざまな旅先を楽しむ「たびのび」に動画のVlogをアップしていますので、そちらも是非ご覧くださいね。

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都心から新幹線で金沢駅に向かい、そこから約30分ほど車を走らせると石川県羽咋市に到着。まずレストランを目指して旅先を選ぶという、それまでの旅の仕方をかえる体験も初めてでしたが、私には忘れられない機会となりました。その道中では、車から日本海の千里浜の水平線と遠くの山々を眺めながら、日本の原風景とされる能登半島の良さが凝縮された景色が続きます。

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能登半島は寒暖の差がある豊かな農産物が育つ環境と聞き、自然栽培に取り組む農家さんを訪問しました。地域の生態系や生物の多様性を守り、自然の持つ力から学ぶことと、社会や経済において持続可能な方向に進む交流に取り組む農業はすぐに結果のでる容易なものではありません。厳しい自然を相手に美味しさも追求し努力を重ねる姿勢に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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そして念願の「ラ・クロシェット」へ。たどり着いた最初の驚きは、その周りの景色です。現代に残された美しい風景とはこのこと。もう期待をはるかに上回っています。「ラ・クロシェット」は、東京に生まれ育ち、6年半のフランス・リヨンの生活を経験をもとに、この羽咋市に移住した橋田祐亮さんと橋田香南子さんが、2014年に開業した本格的なフレンチレストランです。

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ここでは、世界農業遺産に登録されている“里山里海”に囲まれ、豊かな食材を生み出す自然を目の前にして食事ができるのが醍醐味。2016年には、ミシュランガイド 富山・石川特別版にて一ツ星を獲得。ガイドブックのGault &Millau東京・北陸2017に掲載されています。

シェフの祐亮さんは、これまでにフランスの星付きレストランを9店舗も経験し、そしてカンヌ国際映画祭のVIP席の料理を3年連続で担当されたそうです。また香南子さんも同じくフランスでサービスマン、パティシエとして勤務し、カンヌ映画祭会場の菓子作りのチームにも参加するなど、現在の店舗はお二人の培った経験が能登の食材と出会って誕生したレストランなのです。

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アミューズ・ブーシュから小菓子まで。写真下は、能登豚のテリーヌをトマトとチーズのサブレ生地で挟んだもの。

「決して敷居は高くなりすぎず、でもお料理は本格的にということをオープン当初から意識しています」と、その言葉に重ねて「オープン当初はフランス料理を食べるのが初めてのお客様も多く、まずはフランス料理を楽しんで頂きたいとの思いでカジュアルなスタイルで始めました」。私も初めて訪れるレストランで気合を入れていたこともあり、ドキドキしていましたが、温かなおもてなしに癒され、世界から評価される理由が少しわかったような気がしました。

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写真上は七尾産のカツオとアボカドのタルタル、奥のスプーンに乗っているのがフォアグラのムース。周りにリンゴとビーツのジュレをかけている。写真下は金沢産甘エビと能登島産自然栽培バターナッツかぼちゃココナッツエスプーマとブラックカレーアクセントに香り高い一品。

ランチは3コース、ディナーコースもあります。メインにお魚料理、またはお肉料理を選ぶのですが、前菜に七尾産のさわらが含まれており、お肉のコースを選んだ方も能登の美味しいお魚が味わえることを喜んでいました。どれも素材本来の甘みや旨みが増してとにかく美味しい。鮮やかな色も楽しめます。

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写真下は43度で軽く火を通した七尾産サワラの焼き霜づくりに自家栽培の冬瓜マリネとハーブに発酵トマトのソースとバジルのオイルをかけたもの、盛り付けも美しい。

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こちらの一皿は、メインの魚料理パンのチュイルと焼き上げた鮮魚、舞茸バターソースを意味するブール・ブラン、能登の食材ずらりと並びます。焦がしバターで炒めた、つるむらさきと枡田農園さんの自然栽培・神子原れんこんを添えたもの。軽やかな食感を楽しめます全国的に知られる羽咋市神子原地区で古くから栽培されてきた自然栽培の神子原れんこんシャキシャキという歯ごたえの良さに驚きます。

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デザートはイガグリに見立てたモンブラン。下にはカシスのジャムとラム酒風味のバニラアイスクリームが隠れ、濃厚な味わいとなっている。小菓子は彩りも美しく、食後にはハーブ農園ぺザンの自然栽培のハーブティー。

そういえば、農家さんから「ラ・クロシェット」の名前が挙がっていたことがとても印象的でした。橋田さんは「東京生まれ、東京育ちの自分にとって、この環境にお店を構え、生活をする事は、全てが新しい発見で魅力的に映ります。地域の方との繋がりはとても心強く、ありがたいですね」と、おしゃっていました。

同時に「今ではお店の横にあった耕作放棄地を耕し、自分で野菜を作ったりもしています」と。私たちが普段あまり触れる機会のない、季節に応じた土地の恵みをどこまでも味わえることとなりそうです。能登の奥深さを感じる食材とともにサステイナブルで豊かな時間が流れる「ラ・クロシェット」は、まさに身体も心満たす現代的なレストランです。能登半島は、さらにこれから良い季節を迎えるそうです再び訪れる日を楽しみにしています!

la clochette (ラ・クロシェット) https://clochette-noto.jp
〒925-0018 石川県羽咋市柳田町ほ79-1
TEL:0767-23-4712
Instagram:https://www.instagram.com/la_clochette_hakui/?hl=ja

都田恵理子

1976年生まれ。フリーランスPR、ローフードマイスター。2013年から自身の体質改善を図るため植物をベースにしたヘルシーな食生活にシフト。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスターの資格を取得する。日本を代表するオーガニック化粧品ブランドで10年間PRを経験。オーガニックで美しく健康になることをテーマにウェルネスやビューティに関する旬な情報を発信中。

Instagram:@erikomiyakoda

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