
アフタヌーンティー研究所 vol.1
パレスホテル東京 「ザ パレス ラウンジ」
10月末までの期間限定!
舘鼻則孝とのコラボメニューがお目見え。
こんにちは、編集MAです。このたび、不定期連載「アフタヌーンティー研究所」を(ほんのり趣味で)スタートさせました。昔から、特にホテルでは名物的なアフタヌーンティーメニューがありましたが、ここ数年どこもかなり力を入れてきている!と実感しています。今回第1回目に紹介するパレスホテル東京も、それを代弁するようなメニューが登場しました。その全貌を公開します。
研究ポイント その1
あのシューズデザインでも知られるアーティスト、
舘鼻則孝が手がけた「寝待月-MOONRISE-」。
気になるところ盛りだくさんですが、まずはこのネーミング。あまり聞き慣れない言葉ですが、意味がとっても素敵。静かな秋の夜長に横になって、なかなか昇らない月を待ち続ける、という意味とか。「お月見」は誰もが知っていますが、これからは「寝待月」をするのも素敵かも、と早速感化されてしまいました。
研究ポイント その2
お重で提供する斬新さと、
割ってびっくりなプチサプライズ。
そんな舘鼻さん発案のアフタヌーンティーは、さすがの斬新さ。ザ パレス ラウンジのアフタヌーンティーはいつもお重で提供しているのですが、それがみごと舘鼻さんの世界観とぴったりしっくり。色も独特です。普通、お菓子に使用するには珍しい、ニュアンスのある夜空を表現したナイトブルーが利いています。左上の薄いチョコレートプレートを思い切って割ると、中から美しくならんだ鮮やかなマカロンやフルーツが表れます。
研究ポイント その3
和と共鳴する舘鼻ワールド、
キーは9つの「月」。
一番舘鼻さんの美意識を感じたのが右上の、光のお重。見ただけでは、どんなスイーツなのか全く想像できません。でもそれが楽しい! ムースになっていたり、スポンジ状になっていたり、味もそれぞれ。ペストリーシェフ窪田修己さんのこだわり、技術力が伝わります。
パレスホテル東京はかねてから、「美しい国の、美しい一日がある。」とブランドコンセプトを掲げていますが、今回のアフタヌーンティーは、そのエスプリを舘鼻則孝というビッグアーティストのフィルターを通して表現されたものになっています。
それを食べて体験できるなんてやっぱり素敵。このためだけに作られた巨峰リキュールをベースにした「カクテル ~MOONRISE~」とともに、秋の夜長を感じるのも粋だと思います。
ラインナップ 全解剖
[左下 一段目]
・ポークリエット
・クロワッサンサンドウィッチ
・リンゴのセミドライフルーツ
・サーモンの手毬寿司
[右上 二段目 光のお重]
・マンゴのムース
・ガトーショコラ
・アプリコット/マンゴのパート・ド・フリュイ
・レモンのシャルロット
・ピスタチオ/グリオットのムース
・チーズケーキ
・青リンゴのパート・ド・フリュイ
・マロンシャンテイ
・フランボワーズのムース
[左上 三段目 影のお重]
・マカロン
・スコーン
・柚子ビスコッティ
・セサミ・スティック
・フロランタン
・フィナンシェ
・フルーツ
スコーンチェック
4×4㎝ほどの小ぶりなブリックタイプ。
チョコのカップに入ったクロテッドクリームやハチミツと一緒に。
ドリンク
コラボレーションカクテルまたはグラスシャンパン付き ¥6,600
コーヒー、紅茶、カフェラテ、ハーブティなど20種以上のドリンク付き ¥4,800
パレスホテル東京 1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」
Tel. 03-3211-5309
アフタヌーンティー提供時間:13時~16時30分L.O.(月~金) 14時~16時30分L.O.(土、日、祝)
※平日13時~15時の間は予約可
※10/31までの限定メニュー
ARCHIVE
MONTHLY