
磯遊びにはまっています。
こんにちは、編集NSです。大雨のすぐ後に今度は台風が来てしまいましたが、被害はありませんでしたでしょうか?
数年前から磯遊びにはまっています。海の磯場には干潮時、潮だまり(タイドプール)ができるのですが、そこに残されてしまった生き物や海底で暮らす生き物を観察する遊びです。
潮位表で潮位が低くなる時期を調べ、そんな日の干潮時刻の少し前から磯場に。ここからさらに潮が引き、大小の潮だまりが現れます。魚はもちろんのこと、カニやヤドカリ、フジツボやウニ、ヒトデやイソギンチャクなど多彩な生き物を観察できます。動いた! 見つけた! 採れた! と子どもは大はしゃぎ。何度も行くうちに、生き物の名前を覚えたり、どんな場所にどんな生き物がいるのか予想できるようになったり、つかまえるのも上手くなっていきます。写真は以前に行った葉山の芝崎海岸。階段工事のため春から閉鎖されていましたが、2018年7月末に工事が完了予定とのことで、そろそろ磯遊びができる頃でしょうか。
魚はほんとにすばしっこくて、なかなかつかまえられません。
陸に近い場所に多いのがカニ。岩をひっくり返すと、大小のカニが四方八方に逃げていきます。家に帰ってから、海で出合った生き物について調べるのも楽しみのひとつ。化石のように岩に張り付いた貝や甲殻類が、実は日々移動していることを知ってびっくりしたり。
海まで歩いていけるところに住んでいたのに、子どもの頃に磯遊びなんかしたことがありませんでした。昆虫も苦手で、魚や動物にもあまり興味がありませんでした。子どもと一緒に水族館や公園に行くようになって、これはなんだか面白いと思い始め、いまは二度目の子ども時代を楽しんでいます。磯遊びにはまる直接のきっかけになったのは、数年前に旅行で訪れた和歌山県串本町の、橋杭岩というところ。
朝方にちょこっと顔を出していた岩柱が、潮が引くにつれてどんどん顔を出していきます。
昼にはこんな状態に。奥までどんどん進めます。海の侵食によって硬い部分だけが残り、岩柱が列を成していて、摩訶不思議な景観を作り出してるのだそうです。この辺りは水がきれいすぎるのか、海底がフラットで小さな潮だまりがができにくいのか、たくさんの種類の生き物は見られませんでしたが、観察してるだけで楽しい!
旅先で実感した自然や生き物の不思議に、いまはどっぷりはまっています(子どもよりも)。趣味に走った内容になってしまいましたが、おしゃれも好きです。
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