初夏の山形で、地のおいしいもの巡り。
こんにちは、まりモグです。
7月あたまに庄内旅へ行ってきました。メインは酒田と鶴岡。2度目の訪問になります。
生牡蠣、それも岩牡蠣好きの私にとって、酒田は牡蠣パラダイス!ふらりと入った魚屋で、その場で食べられる岩牡蠣に遭遇しました。となりの店にもあったので、どうやら酒田では定番??
ほかにもナマコ、ウニ、太めなもずくなど新鮮な魚介類が山ほど! 夜ごはんのことをうっかり忘れ、ボリューミーなアペロとなりました。
今回メインとして勢い勇んで向かった先が、鶴岡のアルケッチャーノ。約9年前に行って以来ご無沙汰でしたが、やっぱりここはおさえておきたい! いまでこそ当たり前になった地産地消レストランのさきがけ的存在です。都内にも支店がありますが、やっぱり本場で食べてこそ。
山形産ワイン「月山ワイン ビアンコ フリッツアンテ」を飲みながら1品目を待ちます。名刺代わりと最初に出されたのがこの「庄内浜のワラサと月の雫の塩」。季節によって、魚が替わります。オリーブオイルと塩のみで仕上げ、シンプル極まりない! これがまた、魚のみずみずしさを引き立てくれ、さっぱりおいしい。
カッペリーニ、魚とセロリのセビーチェに続き、登場したのが「吹浦産岩牡蠣とモロヘイヤソース」。10年以上前からひそかに憧れていた夏のアルケッチャーノ名物です。前回訪れたのは冬だったので、今回初対面。山形の牡蠣のおいしさは予習済みでしたが、これにフルーティなトマトとモロヘイヤソースがかかり、さわやかさUP!ミルキーな牡蠣と、口の中で一緒にとろけていきます。
後半戦で印象的だったのは「赤エビとはえぬきの焼きリゾット」。エビのミソ、山形の枝豆を自分で取り出し、リゾットと一緒にいただきます。エビの味はもちろん、お米の甘さもしっかり感じられました。シンプルなのに印象しっかり。そんなアルケッチャーノの世界にぐいぐい引き込まれていきます。
アクアパッツァ、山形産フルーツのパスタ、ラムローストをいただき、山形産だたちゃ豆のティラミス……と、締めまでしっかり山形産。旅人にはこれがやっぱりうれしいですよね。この日、この場所でしか出合えない、まさに一期一会なおいしいものたちに感謝しつつ、タケダワイナリーの赤ワインを小脇に抱えて東京に戻っていきました。
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