
ムーミン好きにも!フィンランドのかわいい旅ガイド。
絵本のようにかわいくて、人と自然が近い町――。
こんにちは、編集MIです。北欧未体験の私にとって、フィンランドはそんなイメージで思い描いています。そしてやっぱりムーミン。子どもの頃、ちょっぴり怖い思いも抱きつつ観ていたテレビアニメの光景は、いまでもしっかり脳裏に焼き付いて離れません。
そんなムーミンはもちろん、サウナやオーロラ、きのこなど、フィンランドの魅力を愛情たっぷりの視線で見つめた本『とっておきのフィンランド』が、7月に発売されました。
可愛いイラストは、著者でもある新谷麻佐子さんによるもの。
たっぷりと写真を使った本書は随所にイラストも配置され、とても読みやすいのも魅力。フィンランドの四季が感じられるコラムなどもあって、さまざまな楽しみがちりばめられています。
ムーミン美術館もある都市タンペレ。都会なのにこんなにも雄大な自然があるなんて。
カフェの情報もたっぷりと。地元っ子が集うカフェから、オーガニックやヴィーガンのレストランまで。
美しい森や湖はもちろんですが、私が特に惹かれたのは、「アーティストたちの愛した家」。フィンランドを代表するアーティストたちが暮らした家を紹介していて、もちろん見学も可能。ここでは、建築家エリエル・サーリネン、作曲家ジャン・シベリウス、建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルト、そしてムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンの4名の家を紹介しています。
こちらはシベリウスの住んだアイノラ。
アアルトのアアルト・ハウス。
そして憧れの、トーベ・ヤンソンのクルーヴハル!
ここであの人がこんな風に時間を過ごしていたんだなあ・・・と、心はもうフィンランド。どこか親しみを感じるのは、著者のふたりの思いがとってもあたたかいからなのだと思います。
この本を作ったのは、フィンランドをこよなく愛するふたり組ユニットkukkameri(クッカメリ)。イラストレーター・編集者の新谷麻佐子さんと、ライター・編集者の内山さつきさん。撮影も内山さんが手がけています。ふたりのフィンランド愛がたっぷり詰まった本書、他の旅ガイドとは一線を画す、素敵な1冊です。
8月22日から谷中のひるねこBOOKSで出版記念展も開催! 初日にはトークイベントもあるので、北欧好きのかたはぜひチェックしてみてください。
書名:『とっておきのフィンランド 絵本のような町めぐり かわいい、おいしい、幸せ体験』
著者:kukkameri(内山さつき、新谷麻佐子)
仕様:A5判 144ページ オールカラー
定価:¥1,728
ISBN:978-4-478-82206-7
期間:8/22(水)~9/10(月)
会場:ひるねこBOOKS 台東区谷中2-1-14-101
営)11:00~20:00
※8/22(水)は17時まで
※最終日は18時まで
※火曜定休のほか休業や時間変更の場合があります、SNSをご確認ください。
入場無料
www.hirunekobooks.com
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