Editor's Blog

バルト三国の夏休み vol.0

9月末、遅い夏休みでバルト三国を旅してきた編集MIです。

ヤン・シュヴァンクマイエルを筆頭にチェコのアニメーションが好きで、常々チェコに行きたい!と思っていた私ですが、ある頃からそれを飛び越えて、ラトビアへ恋い焦がれるようになりました。ロシアに隣接する東欧の、アンニュイでどこかダークさを持ち合わせる雰囲気に惹かれ、近いうちに必ずやラトビアへ!と願っていた私ですが、ラトビアを含めるいわゆるバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)へ、この9月にやっと出かけることができました。

あんなに恋い焦がれていたラトビアのリガは、思っていたより大都会で想像と違い、実は少々肩透かし・・・(あまりにも妄想が膨らみすぎたのと、お目当てのお店とギャラリーが土日でお休みだったのがショックだったのです・・・)。とはいえ、美しい建築群や、プロ意識あふれるおじさまがサーブするロシアン風カフェ、尖った現代アートギャラリー、3人のシェフが切り盛りする絶品レストラン、愛らしいホテルのおいしすぎる朝食など、存分に楽しみました。

三国のうちいちばんノーチェックだったリトアニア・ヴィリニュスの町並みには、最も心揺さぶられました。旧市街のノスタルジック感、ミステリアス感が強く、お散歩好きにはたまらない空気が漂います。まさに迷い込む、という表現がぴったり。そして国立博物館が本当に素晴らしくて感激。

エストニアのタリンは思い描いていた通りの可愛い街並みで、買い物、食事、町歩き、すべてにおいてパーフェクト。旧市街は比較的コンパクトで歩きやすく、お目当てのアンティークショップも豊富で、目をハートにしながらお宝探しにいそしみました。

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今回の旅で連れ帰ったアンティークなどの戦利品を並べ、帰宅早々にやにやしたあの日。

雑多に並ぶアイテムの中からお気に入りを見つけるときの、なんともいえない高揚感。だからアンティークショップ巡りはやめられません。
今回は旅レポの前哨戦として、ひとまずここまで。次回から詳しく振り返ってみますね。

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ヴィリュニュスの町の片隅で。

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リガの三兄弟。

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タリンの鳥さん。本物です。

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