バター好きへ捧ぐ。

バターはお好きですか？
私は、普通です。いや、多分本当は好きなのですが、体のことを考えると、好きです！と公言するのが憚られるというか・・・。好きです！と言わないことで、食べ過ぎないように自分への足枷にしているというか・・・。
そんな葛藤のなか、感動のバターと出会ってしまった、編集MIです。バターというか、バターを最大限に生かしたお菓子、です。それは、東京駅にありました。
プレスバターサンド――世に登場してから2年弱経つので、「え？いまさら？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私、このたび初体験だったのです。

北海道産オリジナルブレンドの小麦とフレッシュバターをたっぷり使ったクッキー。真四角で、どこか和菓子のようなデザインも可愛い。クッキーに入っている筋は、実は食べやすさを追求した結果のもの。

ちょっと違う角度から。

これは、バタークリームとバターキャラメルを、クッキーでサンドしたプレスバターサンドです。そのバランス感をとことん考え抜いた素材と質感でできあがっています。
たまたま東京駅のお店の前を通りかかり、なんだか気になってお試しに購入。「へえ～、パッケージもモダンでおしゃれにできているのね」と思いつつ、帰宅後封を開け、ラフに嚙り付いたら・・・。こ、これは！久々に感動で目が覚めるお味。何が感動ポイントかというと、“カリッサクッな食感”、“軽いのにコクを感じさせるクリーム”、この２点です。

断面図。なめらかなバタークリームとトロリとしたキャラメルクリームが二層になっています。

まずその食感について。硬さがあるのにサクッとした歯ざわり。中のクリームが飛び出さない絶妙の硬さを実現しています。そして、クリームについて。しっかりと素材の味の強さがあるのに、ほろほろと舌にとろけてゆくにしたがって、後にはすっきりとした余韻が残ります。これは、立て続けに３～4個は軽くいけてしまいます。危ない・・・。
実はこのバターサンド、焼き立てとお土産用の２種類あるんです。（写真、右が焼き立て、左が通常バージョン）。焼き立てのほうが、よりサクッと感が強いそうです。私は時間が経ってから食べてしまったので・・・。買ったらすぐ食べることをお勧めします。

シンプルでモダンな印象のパッケージ。蛍光オレンジが利いています。

東京駅をはじめ、小田急マルシェ新宿店、ルミネエスト新宿店、エキュート大宮店池袋駅店、東京ソラマチ店、とお店がラインナップ。その他、期間限定ショップも各地で開催。さらに、先日京都駅にも出店し、そちらは限定で宇治抹茶も展開。自分で食べるのももちろんよいのですが、手土産にも最適。私のスイーツリストと手土産リストにひとつ、素敵なお菓子が加わりました。

最後に断面図アップを。