
出雲の旅1:ビショップ出西店へ。
東京でもやっと春一番が吹いて、これからいよいよ春本番、でしょうか。こんにちは、編集MIです。
先日、出雲へ行ってきました。Bshop(ビショップ)の出西店がオープンするということで、お邪魔してきたのです。ビショップができた場所は、出西窯のある、出西くらしのvillage。ここは、出西窯の工房とショップ「くらしの陶・無自性館」、パンがとってもおいしいカフェ、「ル コションドール 出西」があり、そしてこのたびこちらに仲間入りしたのがビショップなのです。
出西窯のショップのちょうど道をはさんで正面に位置します。天井の高い木造平屋建て。
川が流れていて、ちっちゃな橋を渡ってお店へ向かいます。
出西窯のショップ向かいに立ち、入り口手前には小さな川が流れ、お店の背景は緑が気持ちいい山に日本家屋。自然と一体化した風景が、懐かしいながらも新鮮な風を運んでくれます。店内に入ると天井が高く開放感あふれる空間が広がります。
建物の素材は古材を使用し、外の地面に敷かれた木は鉄道の枕木として活躍していたものも。石垣で使われている石は来待石(きまちいし)という、江戸時代には松江城や城下町の至る所で使われていたもので、出雲という土地や歴史が感じられるのも、この店ならでは。
真っ白な壁にナチュラルな木がすがすがしい天井が広がって。
手前は木の床、奥には石の床のスペース。
正面からみて右手側にも入口があります。こちらにも古材が使用されています。ちょっとテラス的な雰囲気も。
石と木の美しいハーモニー。
出雲だからといって奇をてらうわけではなく、ショップの品揃えは既存店と同じく洋服から雑貨までを取り揃えていますが、今回のオープンを記念して、オーラリーとのコラボアイテムが登場しているのでそちらは要チェック。出西の刻印入りのTシャツは、限定カラー4色の展開。ここでしか買えないアイテムです。各色各サイズ数量限定の販売だそう。出雲のみなさん、急いでください!
写真右手側も入口(こちらが正面右手側の入り口)になっていて心地よい風が吹きぬけます。
NYブランドhandvaerk(ハンドバーク)のTシャツが並ぶ。
春先に使いやすそうなLE GLAZIK(ル グラジック)のブルゾンや、manipuri(マニプリ)のスカーフ。
英国の雑貨店LABOUR AND WAIT(レイバー・アンド・ウエイト)のコーナー。
オーラリーの出西店限定Tシャツ各¥9,180。メンズ2サイズ、レディース1サイズで展開。タイダイ染めのソックスも限定販売。ブルー×イエロー¥3,132。メンズ、レディースともに1サイズ。
インテリアはアンティークの家具が配されていたりと古き良きものを大切にするビショップらしさを感じさせつつ、随所に出西のうつわや花器が配されて、出雲の息吹が吹き込まれているのもあたたかみがあります。
可愛らしいアンティークのチェア。
棚の上にインテリアとしてあしらわれた出西窯の花器など。
小物類とともにディスプレイされた出西窯の陶器が雰囲気を添えて。
お店のやわらかい雰囲気と、外から吹き込む心地よい風、木のぬくもりに石が感じさせる歴史……。思わず長居してしまう居心地のよさ。出雲を訪れる際は、ぜひこちらも覗いてみてください。
次回は同じ敷地内にある出西窯をご紹介します。
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