奈良美智の美術館で心掴まれたもの。
こんにちは。
編集TAOです。
先日那須にある、奈良美智さんの美術館N's YARD行ってきました。
2017年冬にオープンしたN's YARD、
道の駅 明治の森黒磯の隣にある、広い広い森の中に静かに佇んでいます。
(余談ですが、この道の駅で売られている野菜、どれも新鮮で安くてすばらしい・・・!)
美術館はすべて撮影NGなので、残念ながら写真はないのですが、
奈良美智さんの未発表作品やアトリエを再現したようなブースもあり、
製作の舞台裏まで覗いてるような感覚に。
ズラリと並べられた80年代、90年代ロックのレコードジャケット、
アンティークのフィッシャープライスのおもちゃ、ダイアン・アーバスの写真……
奈良美智さんのインスピレーションソースを知り、
ポップな少女の絵の奥に潜むカルチャーまで深く触れられた気がしました。
美術館の周りの森には、こんな大きな巣や彫刻もあったりして、
お散歩するのも気持ちいい。
併設されているカフェでは、イラストロゴ入りどら焼きなんかあったりして、
おやつからランチまで楽しめます。
壁一面に貼られたタイルも素敵でした。
展示の中でひと際私が気になったのが、大谷工作室さんの涅槃像。
この脱力しきった掴みどころのない表情の虜になってしまい、長い間見つめ合うことに。
大谷工作室さんは、滋賀県を拠点に活動されている陶芸家です。
既に土が持っていた表情を引き出したかのような、独特な彫刻がなんともユニーク!
N's YARDから黒磯のメインストリートへは、車で10分ほど。
素敵なカフェ、アンティークショップや花屋、本屋など、見どころがたくさん。
もはや那須の顔ともいえる、ショウゾウカフェでひと休みして帰りました。
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